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CBcloudが沖縄での採用強化 「ゆいレール」でラッピング広告を展開
CBcloud株式会社は、2024年12月20日より、沖縄都市モノレール「ゆいレール」にて、同社の企業理念や働く魅力を伝えるラッピング車両の運行を開始する。期間は1年間で、沖縄県内の採用だけでなく、県外からのUターン・Iターン採用の促進を目指す。
ラッピングデザインには、テレビCMでおなじみの「物流怪獣」と、同社のアイデンティティを象徴するビジュアルを採用。また、沖縄県の県花であるデイゴをモチーフに取り入れ、急成長を目指す企業姿勢を表現している。
同社によると、沖縄県は受託型ビジネスへの依存度が高く、地域内での資金やノウハウの蓄積が不足し、県民所得が全国最低水準にとどまっているという。これに対しCBcloudは、東京と同等の給与テーブルを設定し、パート雇用の導入など柔軟な働き方を提供することで、地域の課題解決に取り組んでいる。
CBcloud株式会社の沖縄本店拠点長である岡本康宏氏によれば、ゆいレールのラッピング車両プロジェクトは2024年春頃から企画をスタートしたという。本企画は、ブランド認知向上と沖縄での採用強化を主な目的とし、現在県内で放映中の採用CMとの相乗効果も狙いの一つだそうだ。
クリエイティブの検討にあたっては、「全国一律のレベルでサービスを提供しているため、沖縄の従業員にも東京と同等の給与テーブルを適用しています。この点を含め、CBcloudで働く魅力を地元の皆さまや観光客の方々に広く知っていただきたい」と岡本氏は語る
【電車内で掲載されたクリエイティブ例】
また、本プロジェクトを通じて「沖縄から全国に向けて新しい物流の価値提案を行っていく当社の姿勢をアピールしたい」とし、「沖縄で働きながら成長できる機会を提供できる企業として、UターンやIターンをお考えの方々にも当社を選択肢の一つとして考えていただければ」と期待を寄せている。
CBcloudは2029年までに沖縄本店で200名の採用を計画している。同社は2013年の設立以来、配送プラットフォーム「ピックゴー」や物流現場支援DXシステム「スマリュー」を提供し、配送現場の生産性改善に取り組んでおり、今後も持続可能な配送インフラの構築を進めていく。
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