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テレ東「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」、番宣広告で"ロケ現場の空気"をピールオフ配布
テレビ東京は、12月23日から29日まで、人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の撮影現場で採取した"空気"を活用した広告展開を、JR線の中づり広告とJR池袋駅で実施する。
同番組は12月28日、29日の両日、夜5時55分から「テレ東系 旅の日〜ローカル路線バス乗り継ぎの旅8時間SP~」として放送。千葉県・成田山新勝寺から青森県・龍飛崎までを、太川陽介チームと髙木菜那チームが4区間でタスキをつなぐ形で巡る8日間の旅を特集する。
広告展開の一つ目は、JR埼京線、湘南新宿ライン、中央線快速の中づり広告。「バス旅出発前の太川陽介の緊張感漂う空気」「太川陽介にタスキを渡すプレッシャーに押しつぶされそうな髙木菜那の空気」という2種類の"空気"を封入した広告を展開する。
二つ目は、JR池袋駅「パノラマ池袋B」での和菓子風パッケージ「空気満充(くうきまんじゅう)たびのひ」のピールオフイベント。前回は2時間足らずで配布が終了したため、今回は約7倍の数量を用意。"ピリ辛"味2種類、"塩"味2種類の計4種類を用意し、通行人が無料で持ち帰れる。パッケージには撮影現場での状況説明や、ユニークな原材料表示(テレ糖、テレ唐、無茶、意気込み、情熱、期待感など)も記載されている。
【配布される「空気」のデザイン表裏】
【掲載されるポスター広告のデザイン】
テレビ東京プロモーション部の矢野由磨氏によると、2度目となる“空気の配布”企画実施のきっかけは、前回の反省からだという。「前回の"空気のお土産"企画では1時間半という短時間ですべて配布終了となり、逆に話題化につながらなかった。そのときから『次があるならリベンジしたい』と考えていました」と矢野氏は語る。具体的な検討は「テレ東系 旅の日」第2弾が決定した秋頃から開始したという。
実施場所として池袋駅を選んだ理由について、「今回のバス旅は関東(千葉県・成田山新勝寺)から東北(青森県・龍飛崎)へ向かうルート。人通りが多い東京の駅の中でも、なるべく北寄りのエリアを実施場所にしたいという思いから選定しました」と説明する。
広告展開の狙いについて矢野氏は、「旅と言えば、お土産。視聴者のみなさんにお土産を渡すとしたら、現場の空気感をそのまま味わってほしいという発想から始まりました」と語る。
【「テレ東系 旅の日」第2弾ロケ現場で同社社員が空気を採取する様子】
また、中づり広告を採用した理由として「"空気のお土産"にはどうしても数に限りがあるので、せめて目で見るだけでも楽しんでいただける場所を、という思いから考案しました。電車内にただのポスターだけではなく、その隣に"空気の袋"が吊り下げられていたら、『なんだこれは』と気になっていただけるのでは」と企画意図を説明した。
「テレ東系 旅の日〜ローカル路線バス乗り継ぎの旅8時間SP〜」は、12月28日、29日の両日とも夜5時55分から10時10分まで放送。太川陽介、髙木菜那をはじめ、水谷隼、高島礼子、澤穂希など豪華出演者が、成田山新勝寺から龍飛崎までの4区間をリレー形式で巡る様子を、2夜連続トータル8時間にわたって届ける。
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