広告概要
世界140か国以上で販売中のポテトチップスブランド「プリングルズ」は、2024年10月に新宿駅構内で「ポテチのレントゲン広告」を掲出。これは、2024年9月2日以降の出荷商品から内容量はそのままに、パッケージを15mm短くコンパクト化する商品改定に伴うキャンペーンとして展開されました。同社の調査では、パッケージサイズが小さくなると内容量が減ったと感じる消費者が74.0%を占めることが判明。これを受け、内容量は変わっていないことを効果的に伝えるため、X線で新ショート缶の中身を可視化する「PRINGLESCANプロジェクト」が実施されました。
アドクロ編集部のコメント
「X線で検証してみた」という実験的な切り口で展開されたクリエイティブが印象的で、缶のサイズが小さくなっても内容量は変わらないという事実を、X線という客観的な手法を用いて証明するという発想は、ユーモアを感じさせながらも説得力のある訴求となっています。
また、特殊印刷を活用して、歩く方向によって異なるメッセージが読めるよう設計された点も効果的でした。商品の変更点を切り口に、顧客アプローチの機会へと転換させた、創造性豊かなOOHでした。
アドクロOOH Awardとは
「アドクロ OOHAward 2024」は2024年を代表する印象的なOOH（屋外広告）を選出する企画です。
毎日何気なく目にするOOH。しかし、そこには私たちの心を揺さぶる驚きや発見が隠されています。都市の風景と融合した圧倒的な存在感、思わず足を止めてしまう独創的な仕掛け、SNSで共有したくなる遊び心。そんな2024年を彩った印象的なOOH（屋外広告）を、アドクロ編集部が厳選してご紹介します。
投票は、「この記事は役に立ちましたか？」の横にある「グッドボタン」を押すだけ！皆様の投票が、2024年を象徴するOOHを決定します。
アドクロ編集部
記事ランキング
