スピークバディ株式会社は、2025年1月4日より関東および関西エリアでテレビCMの放映を開始した。
スピークバディは、2016年9月にリリースされた日本発のAI英会話アプリで、感情豊かなAIバディとの会話を通じて英語を学べる点が特長となっている。第二言語習得理論と最新のAI技術を組み合わせた学習体験は高く評価され、2024年12月時点でアプリストアの評価は4.5を獲得。累積学習者数は400万人を超え、企業や自治体、教育機関など100を超える導入実績がある。
新CMでは、AIバディとの会話体験に焦点を当てている。株式会社スピークバディのマーケティングDivision Division Head久保順子氏によれば、今回のCM企画は2024年の夏頃から検討を開始した。ユーザーの声や市場の反応を見ながら企画を進め、新年の抱負として英会話学習を挙げる人が多い1月の放映開始を決定したそうだ。
久保氏は、AI英会話の利便性については世の中での理解が進んできているものの、「AIとの英会話のイメージが湧きづらい」という声がまだ多いことに着目。テクノロジーの進化により AIとの会話が日々進化している中で、スピークバディの特色である個性豊かなキャラクター(AIバディ)との会話の楽しさや、英語で会話できた時のワクワク感を伝えることを重視し、今回のCMを制作することになった。
既存ユーザーからは「AIバディが好きになり英会話が楽しくなった」「AIバディとの会話がリアルで実践的」といった声が多く寄せられているという。「より多くの方にこの有用性や楽しさを知っていただき、英会話を習得していただく一助になれば」と久保氏は今後への期待を語った。
2024年には訪日客数が2019年を超え過去最多を記録し、2025年以降もインバウンド観光の活性化が見込まれている。また、文部科学省が今月改訂したガイドラインでも生成AIの教育活用への関心が高まっている。このような背景の中、スピークバディは「真の言語習得を実現し、人生の可能性と選択肢を広げる」というミッションの実現に向けて前進している。