公開日:
更新日:
MOTA車買取の新WebCM、バカリズムが喫茶店で中古車売却の"不便"を表現
株式会社MOTAは2024年11月19日より、中古車買取サービス「MOTA車買取」の新WebCMの放映を開始した。新CMでは芸人のバカリズムさんを起用し、喫茶店を舞台に中古車売却時の課題を独特な演出で表現している。
新CMは「すごくラク」篇と「納得の高値」篇の2種類を制作。「すごくラク」篇では、中古車一括査定サイトを利用した際に発生する多数の営業電話への対応の煩わしさを、バカリズムさんが鳴り響くスマートフォンを手に持つシーンで表現している。
一方「納得の高値」篇では、実車査定時の立ち会い調整の手間や、比較できる買取店が限られることによる価格への不安感を、フリップを使用して解説している。
本施策を担当した、MOTAマーケティング本部長の栁澤祐太氏によれば、過去のCM放映実績から「サービスの独自性をユーザーへ伝えること」が重要なKPIとなっていたそうだ。他の広告での検証を通じて旧クリエイティブの課題を発見し、車買い替えの繁忙期である1月から3月に向けて最適なタイミングと判断。多くのCMが認知獲得を目指す中、MOTAはサービス体験をゴールに据え、独自性と利便性の訴求を重視した展開を行った。
同社で取締役兼ブランド戦略室GM兼ディベロップメント本部長を務める高木康正氏は、今回のCMクリエイティブについて以下のように語る。「ユーザーと企業のフェア・トレードを実現するという企業理念を、バカリズムさんと演者さんのシュールなやり取りで表現しました。情報の非対称性を排除したフェアな表現に落とし込み、日常的な場面としてカフェを舞台に採用。サービスのベネフィットを直感的に伝えるクリエイティブを目指しました」。
同社は「世界中に、もっとフェア・トレードを。」を企業理念として掲げており、MOTA車買取は買取店の営業プロセスをデジタル化することで、ユーザーと買取店双方にとって公正な取引の実現を目指している。現在では月間5.5万人以上の売却希望者が利用する国内最大級の自動車買取サービスへと成長している。
この記事は役に立ちましたか?
記事ランキング
- 週間
- 月間
プロマーケターが推すこの一冊
- 新着
- 人気
業界レポート
閉じる
会員登録情報の入力