富士通クライアントコンピューティング株式会社は、FMVシリーズの新製品「FMV Note C」の発売に合わせ、TikTokミュージックドラマ「うぇいだけが青春ですか？」を2025年1月18日から順次公開している。
この作品で主演を務めるのは昨年大学を卒業したばかりの八木莉可子さんで、真面目に勉強する大学生「リカコ」と、彼女の前に突然現れる陽気な分身「ちゃんりか」という一人二役を演じる。
全9話にわたるストーリーでは、陽キャな彼氏や友人たちの大学生活と、真面目な自分とのギャップに悩む主人公の内面が描かれる。
富士通クライアントコンピューティング株式会社 マーケティング本部コーポレートコミュニケーション部 奥村麻優氏とクリエイティブディレクターを務めた株式会社博報堂の原学人氏によれば、本ドラマ企画は約8ヶ月前から構想を開始したという。全国の大学生1000人への調査やデプスインタビューを実施し、現代の大学生が抱える本音や葛藤を丁寧に紐解いた結果、従来の「キラキラした"うぇい"なキャンパスライフ」とは一線を画す、新たな青春像を描くことに成功したそうだ。
展開時期については、PCの購入が集中する大学入学前の時期を見据え、AO入試や推薦入試による早期合格者も視野に入れ、1月から3月での連続配信を選択したという。
クリエイティブ面では、通常2〜3分のショートドラマを広告配信に最適な約半分の尺に凝縮。ドラマとしての物語性を保ちながら視聴者に届くよう、入念な検証を重ねたそうだ。また、最大の特徴として、ラップでも演技のセリフでもない、音楽に合わせたポエトリーで大学生の心情を表現する手法を採用。監督、音楽チーム、役者が一体となり、ビートに合わせたコピーの調整や、役者の声に応じた音楽の変更など、細部まで作り込んだ新感覚のMUSIC DRAMAが完成したという。
共演者には藤原大祐さん、駒井蓮さん、星乃夢奈さんが名を連ねる。藤原さんは主人公の彼氏で「うぇい系陽キャ」の陽太を、駒井さんは5社でインターンを経験する「意識高い系」の智香を、星乃さんは高校時代のリカコの親友で現在は動画配信者となった由美を演じる。同年代の若手俳優たちによって、現代の大学生が直面する様々な価値観の違いや葛藤が表現される。
加藤誠也 アドクロ編集部
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