株式会社三井住友銀行は、スマートフォン口座アプリ「Olive（オリーブ）」の新WebCMとして、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんが出演する「通帳の人」篇の配信を2025年1月31日より開始した。
新WebCMでは、毎朝欠かさず通帳記帳を行う人物として登場する津田篤宏さんが、親戚一同から説得を受けるストーリーを展開する。普段の芸風である激しいツッコミやギャグを封印し、神妙な面持ちで「通帳の人」を演じる津田の新境地な一面を見ることができる。
三井住友銀行によれば、今回の企画は日頃金融との接点が少ない方にも、よりOliveを身近に感じてもらい、認知と興味醸成を促すことを目的に企画。例年口座開設の需要が高まるこの時期での展開を目指し、施策を検討してきたそうだ。
WebCMのクリエイティブについて、Oliveのブランドとして丸２年が経過した今、一見複雑そうなサービスのハードルを下げるため、「便利なスマホの口座」にテーマを絞ったそう。そして、あえて対極にある「通帳」をクリエイティブの切り口にした。通帳に対する愛着を語る「通帳の人」と親戚のやりとりを通じて、スマートフォンの口座の利便性に刺さる人だけでなく、より幅広い人にOliveに対する興味関心やきっかけをもつ映像表現を実現している。
キャストや演出に拘りをもって単純な認知だけでなく話題化も狙って制作されたこのWebCMは、現代における金融サービスについて考えるきっかけを提供している。
同CMは60秒版と30秒版を各2種類、15秒版を3種類制作し、全国で配信される。2023年3月にサービスを開始した「Olive」は、銀行口座やカード決済、ファイナンス、オンライン証券、オンライン保険などの機能をアプリ上でシームレスに提供する総合金融サービスだ。サービス開始以降、顧客からの要望に応える形で定額自動入金サービスやアカウントランク切替機能、家族カードの発行、支払いモード追加サービスなど、利便性を高める機能の拡充を続けている。これらの機能追加により、より使いやすい金融サービスとしての進化を遂げている。
加藤誠也 アドクロ編集部
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