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「い・ろ・は・す」、あえてコンテを作り込まない自然体の新CM 藤井 風と描く"いい感じの日常"
コカ・コーラシステムは、日本の天然水を使用したナチュラルミネラルウォーターブランド「い・ろ・は・す」の新ブランドメッセージ「きっとあしたも、いい感じ」を発表し、ブランドアンバサダーに藤井 風さんを起用して2025年2月17日より新たなコミュニケーション施策を開始した。

同日より全国でテレビ放映された新CM「い・ろ・は・す きっとあしたも、いい感じ」篇では、藤井さんが書き下ろした楽曲「真っ白」をバックに、自然体な姿が映し出される。藤井さんが湖の桟橋を歩き、芝生に寝転がり、湖に飛び込む姿を通して、「い・ろ・は・す」の清々しさを表現している。
多様性の時代において、周囲への配慮と自分自身の心地よさのバランスが求められる中、新ブランドメッセージには、忙しい日常の中で「い・ろ・は・す」を飲む時間が心を整え、前向きさを取り戻す瞬間になってほしいという願いが込められている。
本施策を担当したVML & Ogilvy Japan/WPP in Japan クリエイティブディレクター西尾真人氏によれば、企画は去年の夏頃から検討を開始。焦りや不安、嫌悪感を感じるニュースが多い昨今、季節が変わり植物が芽吹くこの時期に、人々が清々しい気持ちになってほしいという思いから展開されたそうだ。
CMでは、みんなにとって気持ちのよい水になることを目指したと西尾氏は語る。CMは見たい動画の邪魔になりがちな中、オアシスになるような、水の流れを見ると落ち着く感覚のような内容にしたいと考え企画したそうだ。気持ちのよい水が体に入っていく感覚を藤井 風さんを通してどう描くかという挑戦において、彼自身が気持ちよくありのままの自分で撮影に挑めるよう、あえてコンテを作り込まなかった。
「どんな画が撮れるかわかりません」とクライアントには正直に話したことについても西尾氏は言及。それを納得したクライアントの姿勢にも言及しつつ、One Teamになって気持ちよく進められたことを強調した。最後に西尾氏は、「い・ろ・は・す」を手にした全ての人が気持ちのよい一瞬を感じ、そんななんでもない日常がずっと続いていく未来を願っていると語った。
「い・ろ・は・す」は「選んで、飲んで、しぼる」という3ステップでリサイクルアクションを促進するブランドとして誕生した。売り上げの一部を日本各地の水源保全活動に寄付する「い・ろ・は・す 水源保全プロジェクト」を10年以上継続しており、ボトルには100%再生素材を使用することで、新規石油由来のPETボトルと比べて1本あたり約60%のCO2排出量削減を実現している。
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