【渋谷】2025年3月3日週 OOHレポート

更新日：2025年03月19日

アドクロ編集部がお届けする2025年3月3日週の渋谷OOHレポート。渋谷で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOH事例は、下記を併せてご確認ください。

渋谷のOOH（屋外広告）事例集

Topics①：カーセンサーの広告

センターシート、渋谷憲章シート広告

カーセンサーの広告です。鮮やかなオレンジ色を基調とした大型広告で、「クルマがある人生も、サイコーじゃない？」というキャッチコピーが目を引きます。

渋谷駅工事現場仮囲い広告

背景一面にはキャラクターの「カーモ」くんが敷き詰められ、ハート、音符、車、スマートフォンなどのアイコンと共に賑やかな印象を与えていました。オレンジ色の背景とポップなデザインによって、“自動車購入”という一般的に堅実なイメージのあるサービスを、より親しみやすく楽しいものとして印象づけています。

「クルマがある人生も、サイコーじゃない？」というメッセージは、車を所有することの喜びや可能性を直接的に訴えかけ、カーセンサーを通じて車を探すことへの前向きな気持ちを喚起する狙いがあるように感じました。

広告は渋谷駅構内でも展開されており、存在感を放っていました。

Topics②：iPhone16 Pro / 16eの広告

109シリンダー

iPhone 16の広告です。渋谷109の円柱状の外壁に大きく掲出されたiPhone16 Proの広告は、シンプルで洗練されたデザインに「大傑作のプロ。」というキャッチコピーが添えられ、製品の高性能さを簡潔に表現しています。銀色を基調とした109ビルの外観と調和するようなデザインは、Appleブランドの持つイメージを強調しているように感じました。

SHIBUYA SIP&WALL

また、別の建物壁面にはiPhone 16eの広告が設置されていました。「最新のiPhoneを手にしやすく Apple Intelligenceのために設計」というコピーからは、高機能ながらも手の届きやすい価格帯の製品であることを訴求。白を基調とした親しみを感じるデザインが印象的でした。

通行人の目線を捉える位置に設置され、洗練されたデザインが街の景観に溶け込みながらも存在感を示す広告となっていました。

Topics③：ニューバランスの広告

Q'S WALL

ニューバランスの広告です。ビル壁面を活用した、モノトーンを基調とした巨大なビジュアル広告となっています。

黒のスポーツウェアを着用した大谷翔平選手が白いキャップを被り、存在感のあるスタイリングで大きく描かれていました。リラックスした佇まいや姿勢が、スポーツウェアの機能性だけでなく、日常着としての着こなしやすさも表現しているようにも見えました。

3月15日から23日までSHIBUYA TSUTAYAにて期間限定店「The Shohei Ohtani Collection Tokyo」がオープンするとのことで、関連した宣伝広告であると想定されます。メジャーリーグの開幕を間も無くに控え、多くの通行人の視線を自然と集め、ファンだけでなくニューバランスと大谷選手のコラボレーションに興味を持つ層にも強く訴求する広告であったように感じました。