株式会社伊藤園は、無糖緑茶飲料ブランド「お～いお茶」から、"お茶の常識、すてましょう。"を合言葉に日本茶の新たなスタイルを提案する新シリーズとして「お～いお茶 PURE GREEN」「お～いお茶LEMON GREEN」を新発売するとともに、新CM「お茶の常識、すてましょう。」篇を発売日と同日の3月17日から全国で放映を開始した。
伊藤園は"お茶の常識、すてましょう。"を合言葉に、お茶の伝統を引き継ぎつつグローバルで日本の茶文化を伝播させる新シリーズとして、飲んだ瞬間にはっとする香りとまろやかな口あたりが楽しめる「お～いお茶 PURE GREEN」と、レモンの爽やかな香りとお茶のあまみを楽しめる「お～いお茶 LEMON GREEN」を新発売する。
全国にて放映する新作CM「お茶の常識、すてましょう。」篇では、ロサンゼルスのビーチで大谷選手がリフティングするシーンからスタートする。野球選手である大谷選手がリフティングに挑戦することで、「お〜いお茶PURE GREEN」が提案するお茶の常識をすてた世界観を表現している。海のように鮮やかに透き通る「お～いお茶 PURE GREEN」を飲む、ピュアな表情の大谷選手が印象的な映像である。ラストシーンでは、リフティングのNGテイクをあえて採用するという編集の常識をすてることで、大谷選手の素顔を引き出している。
同施策を担当したCIRCUS.inc クリエイティブディレクター・コピーライター 小竹海広氏によれば、2024年春から伊藤園お〜いお茶と大谷翔平選手のグローバル契約が始まり、そのスタートから同社がクリエイティブを担当している。今回の伊藤園の新商品「お〜いお茶PURE GREEN」は、これまでの商品の常識では考えられないほどの、はっとする香りと、まろやかな口当たりを実現している。そこで「お茶の常識。すてましょう。」という力強いメッセージを開発。野球界の常識をすてて活躍し「憧れるのを、やめましょう」という名スピーチでも話題となった大谷翔平選手の言葉として発信するという構造で企画したそうだ。
キービジュアルは挑戦的なローアングルを狙い、映像としても「野球選手の大谷さんが、サッカーのリフティングをする」という常識をすてた演出を行っている。短い撮影香盤のなか、ぶっつけ本番でリフティングを軽々と成功させた大谷選手には、スタッフ全員で驚くとともに、感謝が尽くせなかったと小竹氏は語る。
CMのラストシーンでは、リフティングのNGテイクをあえて採用するという「編集の常識をすてる」ことで、大谷選手のピュアな素顔を引き出している。このように、あらゆる観点で「常識をすてる」ことで、新商品「お〜いお茶PURE GREEN」の登場感を演出したと小竹氏は述べた。
伊藤園の主力ブランド「お～いお茶」は、1989年の発売より2024年12月末時点で累計販売本数が450億本を突破した。お茶は、人と人をつなぐコミュニケーションツールとして私たちの生活に浸透しており、日常茶飯と言われるように馴染み深い飲み物である。伊藤園が展開する「お～いお茶」ブランドは、その前身の製品である世界初の緑茶飲料「缶入り煎茶」を1985年に発売して以降、時代と共に変化する飲み方に合わせて進化させる技術力と、茶産地育成事業を例にした取組みによる高品質な原料の調達力が土台となって成長を続けている。
加藤誠也 アドクロ編集部
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