エネルギー事業を展開する株式会社Looopは、電力自由化10年を前に、「暮らしに関するアンケート調査」を実施した。この調査で明らかになった「チリツモ電気」の実態周知と意識変革を促すため、東急 田園都市線 渋谷駅にて交通広告を掲出した。

調査は、物価高で節約意識が高いものの、電力自由化から約10年経っても約半数が「電気代はどこも同じ」と誤解し、見直しを諦める現状が背景にある。Looopは、電源プラグの差しっぱなしや古い家電の利用といった「ムダ電気習慣」が「チリツモ電気」として家計に響き、10年間で最大約18万円の負担になり得ると提示した。特にファミリー世帯でこれらのムダが集中する「チリツモ電気ファミリー」の存在も明らかになった。
こうした現状を受け、Looopは交通広告を展開。「電気代10年の歴史」と題し、高騰する電気料金の推移や時代ごとのトピックス、電気代の豆知識を紹介し、見直しを促す情報コンテンツを打ち出した。

Looopの今回の取り組みは、消費者が抱く電気代への漠然とした諦めや誤解というインサイトに、客観的データで切り込んだマーケティング施策だ。「チリツモ電気」という概念を打ち出し、無自覚なムダ習慣の影響を具体的に可視化。これにより、節約意識と行動のギャップを埋める具体的な行動喚起を狙ったものだ。

また、調査結果発表と交通広告というOOHを連動させ、物価高や補助金終了といった時事的な背景と結びつけた情報コンテンツを展開。データに基づいた課題提起と、パーソナルな行動変容を促すヒントを複合的に提示した戦略的なアプローチとなっている。

