株式会社コーセーは、スキンケアブランド『雪肌精』において、大谷翔平選手を起用した日やけ止め訴求プロモーションの一環として、巨大ビジュアルを搭載した「大谷SUNトラック」を展開した。2026年4月18日から28日にかけて、東京・名古屋・大阪の主要エリアを走行し、渋谷からスタートする形で都市部を横断する施策として実施された。

紫外線量が急増する春先におけるUVケア意識の喚起を目的とした取り組みである。4月は真夏に近い紫外線量となる一方で、日やけ止めの使用が十分に浸透していないタイミングでもある。その課題に対し、屋外で活躍し「太陽とたたかう存在」として認知されている大谷翔平選手を起用し、日やけ止めを"パフォーマンスを支える装備"として位置付けるコミュニケーションが採用された。スポーツとスキンケアを結びつけることで、単なる美容訴求にとどまらない文脈を構築している点が特徴だ。

施策の中心となった「大谷SUNトラック」は、大谷選手の姿を立体的に再現した巨大3Dビジュアルを搭載した移動型広告である。渋谷・原宿・新宿といった都内主要エリアをはじめ、名古屋・大阪の繁華街を巡回する構成となっており、都市の人流が多い地点を横断的にカバーする設計となっている。渋谷のSHIBUYA CAST. GARDENではお披露目イベントも実施され、来場者が実際に日やけ止めを試せるタッチアップ体験や、SNS投稿を条件とした参加型コンテンツが用意された。さらに、トラックの写真投稿や公式アカウントのリポストを通じて参加できるSNSキャンペーンも同時展開され、オンライン上での拡散導線も組み込まれている。


大谷選手がスライディングする巨大な3Dビジュアルを載せた車体が特徴。通常のアドトラックより視認性と記念撮影の動機が強く、街頭接触をその場の観覧で終わらせず撮影・投稿まで誘発しやすい設計である。さらに、単に街を走行するだけでなく、渋谷での停車イベントでタッチアップ体験を組み合わせたことで、走行による認知拡大、現地での商品接触、SNS投稿を起点にした参加導線を1台に集約している。写真投稿や公式アカウントのリポスト施策も併設されており、現地で目撃した人だけに閉じない情報拡散の経路まで含めて設計され、屋外広告をUGC創出へ拡張する仕組みになっている。

