アデコ株式会社は、人財派遣およびアウトソーシング事業のブランドAdeccoにおいて、10月21日より福岡エリアで地上波テレビCMと地下鉄中吊り広告の展開を開始する。本広告展開は、「ハケンに夢を。」プロジェクトとサンリオキャラクターとのコラボレーションキャンペーンの一環として実施となる。
広告展開は、KBC(九州朝日放送)とFBS(福岡放送)での地上波テレビCM、および福岡地下鉄空港線・箱崎線での中吊り広告の2つの媒体で実施される。
本キャンペーンは、2023年12月より実施している「ハケンに夢を。」プロジェクトと、10月21日より開始した「サンリオキャラクター派遣プロジェクト:アデコが考える『あの子にピッタリなお仕事』」の統合プロモーションとして展開。
地上波テレビCMでは、Adeccoが推進する派遣社員のキャリア形成支援や、11月23日にアクロス福岡で開催される仕事相談会の案内を放映。派遣社員という働き方への理解促進と、キャリア形成の可能性を訴求する内容となっている。
一方、地下鉄中吊り広告では、2024年サンリオキャラクター大賞1位のシナモロールをはじめとする8キャラクターを起用。人財サービスのプロフェッショナルであるAdeccoが、各キャラクターのプロフィールに基づいて提案する「ピッタリなお仕事」を、特設サイトや広告を通じて発表する。
本企画を担当した、アデコ株式会社Head of Branding & BtoC Marketing 菊井直人氏によれば、サンリオキャラクターとのコラボレーション企画は2024年1月頃から検討を開始したという。同社では、人材サービス業界における競合他社と比較して「アデコ」の認知度向上の余地があると分析。これを踏まえ、"人を大事に"し"人を感じる"というブランドポジションの確立を目指したそうだ。
サンリオキャラクターを選定した理由について、通常のキャラクタービジネスではライフステージの変化によってターゲットから外れてしまう傾向があるが、サンリオキャラクターは幅広い年代に愛され続けているという特徴があるという。この点が、多様なライフステージにある求職者へのサポートを行うアデコの事業特性と高い親和性を持つと判断し、今回のコラボレーションに至った。
クリエイティブ面では、「もし、サンリオキャラクターが求職者だったら」というファンタジックな設定を採用。「単なる遊びではなく、アデコの本気度をしっかりと伝えることを意識した」と菊井氏は語る。「サンリオキャラクターに真摯に向き合い、最適な職を紹介する『ガチ感』を表現することで、日々アデコが求職者に寄り添い、その可能性を広げるサポートを行っていることを伝えたかった」という。
本キャンペーンを通じて、Adeccoは派遣社員という働き方の新たな可能性と、キャリア形成支援の取り組みを広く周知していく。