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睡眠×eスポーツ!?ドリエルの斬新な広告戦略を担当者に聞いた
エスエス製薬株式会社の睡眠改善薬「ドリエル」は、「睡眠計量e-SPORTS CUP SLEEP FIGHTER Supported by ドリエル」を、2024年8月31日に両国KFCホールにて開催しました。
この企画は、「ドリエル」が良質な睡眠を取ることで日々を最大限に充実させることを応援する「能動睡眠プロジェクト~挑戦しよう、まず寝よう~」プロジェクトの一環として実施されたものです。
今回の企画では、1日のうち10時間以上を練習に費やす人もいるe-sports業界に着目し、大ヒット格闘ゲーム『Street Fighter 6』とのコラボレーションによるe-sports大会を開催。総勢12名のゲーム配信者とVtuberが4チームに分かれ、睡眠時間と格闘ゲームの腕を競いました。
この大会に先立って事前練習の様子を2週間ほど前から各配信者がオンラインで配信。「ドリエル」のプロモーション動画の放映やリスナーに向けての大会趣旨の説明、配信者たちの睡眠時間を実際に計測し公開するなど随所に「睡眠」というテーマを取り入れた企画を展開しました。
この企画を担当したエスエス製薬株式会社 ドリエルブランドマネージャーの亀井氏に話を聞いたところ、1年近く前から構想をスタートし、各所との交渉、企画のブラッシュアップを経て実現へと至ったそう。
あまり過去に例を見ない「睡眠」と「eスポーツ」という組み合わせ。中でも「Street Fighter 6」というコンテンツを選んだ理由を亀井氏はこう話しています。
「ドリエルでは『挑戦しよう、まず寝よう。』をスローガンに“能動睡眠”プロジェクトを進めており、挑戦する人たちへ、積極的な睡眠が充実した人生につながることを伝えております。
e-sportsやゲーム配信の世界は、長時間配信で体調を崩す配信者のニュースが度々報道されるなどして、挑戦するために睡眠時間を削りがちな人が多いコミュニティとして多くの人に認識されています。だからこそ、『睡眠』と『e-sports』という過去にない組み合わせによって、このコミュニティの方々に睡眠の重要性を印象づけ、能動睡眠”プロジェクトの意図を伝えたいと考えました。」
「その中でStreet Fighter 6は、『格闘ゲームは自分には向いていない』と思うような初心者でも挑戦しやすい環境を提供しているタイトルです。
2023年6月の発売当初からたくさんの大会やイベントが企画されており、その中でプロはもちろんですが、初めて格闘ゲームに触れる配信者の方々も、忙しいスケジュールの合間での練習や直前の詰め込み練習、ときに睡眠時間を削ってまで練習を重ねて大会やイベントに臨んでおります。
そんな状況が、“能動睡眠“という考え方や、『挑戦しよう、まず寝よう』というドリエルのメッセージを届ける先としてぴったり合うと感じ、Street Fighter 6を選ばせていただきました。」
【この大会で優勝者が手にしたトロフィー】
今から36年前の1987年(昭和62年)にアーケード版の初代『Street Fighter』 が発売されましたが、昨年発売された最新作「Street Fighter 6」は同シリーズではここ数年で最高の盛り上がりを見せています。そこに注目したと語る亀井氏。
「格闘ゲームというジャンルは何度も衰退の危機を迎えた過去があり、今再び盛り上がりを見せて、業界全体として新しいプレイヤーを歓迎し、成長している業界であると、とあるプロゲーマーが仰っていたのを拝聴しました。
格闘ゲーム全体が挑戦している業界であり、それも挑戦する人たちを睡眠という側面から応援するブランドとして、このようなイベントの企画によって貢献できればと思い至った点も、決定の理由にあります。今回、参加いただいたVtuberの皆様はまぎれもない、格闘ゲーム初心者です。」
また今回は配信とのコラボレーションだけでなく、実際に配信者にリアルな睡眠時間を測ってもらい、時間数をポイントとしてゲームの結果に加算するという企画を実施。
参加した配信者達からは、「自分の睡眠時間はちゃんと足りているかな…」と心配するような発言など、いつも以上に睡眠時間を気にしている様子が配信の各所で見られました。
【大会当日は選手たちがお揃いのパジャマを着用して登壇、ファンを沸かせた】
この企画が始まったいきさつを亀井氏は次のように話しています。
「人は自分自身で経験、実感して初めて、自分ごととして何かを語ることができます。
一方で、今回出場いただく選手の方々は、普段あまり睡眠を意識されることがないのではないかと考えられました。そのような方々に、私たちと一緒に視聴者の皆さんに向けて睡眠の重要性を発信していただくためには、選手の方々自身に睡眠についてもっと意識していただき、自分ごと化していただきたい。そのために、まずはご自身で睡眠を計測していただくという企画に至りました。」
「日常ではあまり意識しない睡眠に対して、選手の皆さんが意識的に向き合い、能動的に睡眠をとる。そんな一週間を過ごしていただくことで、大会本番に向けて、選手ご自身や視聴者の皆さまの睡眠に対する意識を高めていくきっかけにできればと思いました。
結果として、睡眠計測期間の1週間は、チーム内でも、配信を通じて視聴者の皆様とも、能動的な睡眠についての話題やコミュニケーションが多分に発生し、多くの人が自分の睡眠について意識できたのではないかと考えています。」
実際に配信者のリアルな睡眠時間を知ることができるというこの企画は、普段見られない配信者の生活を垣間見ることができる内容となっていて、興味深く配信を見るリスナーも多い様子でした。
「ゲームキャラクターは、プレイヤーや視聴者の皆さんにとって、分身ともいえる存在であり、キャラクターがしっかりと睡眠をとって戦う姿を描くことが、今大会のコンセプトである『対戦しよう、まず寝よう』を最も印象的、かつ好意的に伝えられる表現方法だと考えました。
プロモーション動画には、イラストレーターのjbstyleさんが今回のプロモーションのために描きおろしてくださった素敵なイラストが使用されています。これにも多くのコメントが寄せられ、ファンの皆様にも喜んでいただける動画となってうれしく思っています。」
大会当日、出演したVtuberの配信コメント欄には、「素敵な大会」「睡眠に関する目標って普段ないもんね」「第2回目も期待しちゃう」など、非常に好意的なコメントがあふれていたのがとても印象的だった今回の企画。これまで睡眠をあまり意識していなかった層に、「ドリエル」の企画の意図がしっかりと届いたプロモーションとなったのではないでしょうか。
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