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かどや製油「牛乳を注ぐ女」オマージュCMについて担当者に聞いた
かどや製油株式会社は『かどやの純正ごま油』のWebCMの放映を2024年7月29日から開始しました。併せてかどや製油公式Xにてキャンペーンも実施しています。
かどや製油株式会社では1858年に小豆島にて創業して以来、ごま油をはじめとする様々なごま製品を製造・販売してきました。特に『かどやの純正ごま油』は、原料をごま100%にこだわったピュアオイルで、長年多くの人に愛されてきました。今回のヨハネス・フェルメールの名作「牛乳を注ぐ女」をオマージュしたWebCMでは、『かどやの純正ごま油』を料理に直接、調味料としてかけることでお手軽に料理を美味しく仕上げる「ごま油を注ぎたい女」の姿が描かれています。
このWebCMについて、かどや製油株式会社マーケティング推進部の奥田みお氏によると、2023年12月末ごろから企画が進められていたそう。
炒め油として使用されることの多いごま油ですが調味料として使うことで、食生活の幅が広がったり、料理のバリエーションが豊かになったりと、あまり浸透していない『かどやの純正ごま油』の魅力をもっと多くの人に伝えるべく、このWebCMが製作されました。
「WebCMには、時短やタイパが重視される生活の中で、いつもの料理をお手軽にもっとおいしく楽しんでほしい、そして純正(=ごま油100%)であるがゆえの香りの高さをお伝えしたいという想いが込められています。」と奥田氏。
「『かどやの純正ごま油』の“調味料使い”を、「注ぐ」を象徴する名画にのせて表現することで、ユーモラスなコミュニケーションを目指しました。絵画の中の女性が思わず微笑んでしまうシーンでは、「純正」の香り高さを最大限に表現するために、イラストのテイストの検討や、女性の細かい表情にこだわりました。」
誰もが見たことのある名画のオマージュというのはとてもユニークで、普段ごま油の広告に興味を持たない層にも響きやすいWebCMとなったのではないでしょうか。ごま油を注いでいる女性の表情がとても柔らかく、嬉しそうでごま油の香りの良さが伝わる動画でした。
WebCM放映と同時に公式Xでキャンペーンを実施するなど、若年層の認知度向上も狙った施策だったと思われます。幅広い層へ向けて商品の魅力を存分に伝えた事例でした。
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