普段の買い物で商品を受け取った際に、レジ袋の中に広告物が入っていたことはありませんか?
レジ袋にあらかじめ広告物をいれて顧客に渡す手法をレジ袋封入広告といいます。
レジ袋封入広告は、確実に顧客のもとへ届くことが最大のメリットです。
必ず持ち帰ってもらえること、明確なターゲットに広告を配布できること、顧客が信頼している場所で配布することができることなどから、高い効果が期待できる媒体となっています。
この記事では、レジ袋封入広告とはどんな広告媒体なのか、レジ袋封入広告のターゲットと効果、レジ袋封入広告ができる施設について詳しく説明していきます。
レジ袋封入広告とは
レジ袋封入広告とは、書店やスーパー、ドラッグストアなどの店舗で、商品の購入時に商品を受け取る際のレジ袋の中にチラシ等の広告物を封入することを言います。
直接手渡しできることが特徴で、事前に広告物やパンフレットなどを封入したレジ袋を使用することから、ただチラシを配布するよりも受け取ってもらえる確率が高く、確実な顧客へのリーチが可能です。
利用する店舗で配布されているものなので好意的に受け止められることが多く、利用者の生活圏にある店舗での配布だと信頼性が高いことが特徴です。
持ち帰った広告物やパンフレットからWebの専用サイトへの誘導も可能で、高い効果が期待できます。
クーポンなどを合わせて配布することでレスポンス広告としても効果的となっています。
レジ袋封入広告のターゲットと効果
レジ袋封入広告は、買い物の際に手渡すレジ袋にあらかじめ広告物を封入するため、街中にある買い物の生活動線からターゲットが多く集まる場所においてチラシ等の配布が可能です。
広告を封入する店舗の雰囲気やジャンル、取り扱っている商品などからどのような層がメインの顧客になっているのか推測してターゲットを把握することが重要となってきます。
例えば、学生が多く集まる学生街のコンビニエンスストアであれば、20代前半をターゲットとした広告を封入することで、高い効果が期待できます。
若い女性向けのコスメなどを扱うドラッグストアやバラエティショップでは、20代から30代の女性をターゲットとして広告物を封入するのが効果的です。
調剤薬局でのレジ袋に広告物を封入する場合は健康意識の高いシニア層をターゲットとすると高い効果が望めるでしょう。
来店する顧客層を知ることができれば狙ったターゲット層のみにアプローチすることができるので、それだけ広告宣伝効果が高くなります。
レジ袋封入広告ができる施設
・調剤薬局
60代以上のシニア世代を中心に健康に対する関心が高い層にダイレクトにアプローチすることができます。
患者の処方に合わせて広告を封入することが可能で、健康食品や医療サービス、健康飲料やメガネ、補聴器などの宣伝に適しています。
・コンビニエンスストア
来店客の半数以上が20代から30代の男性です。男性向けの商品のプロモーションに向いています。
・ホームセンター
顧客の半数以上が50代以上となっています。
夫婦や家族での来店が多いことから、男女比は半々となっていて、シニア向け、男性向けの商品のPRに最適な施設です。
園芸用品・作業用品・家電・ペット用品などの広告に適しています。
・古本販売店
ターゲットは10代から50代中心の男女となります。
多くのターゲット層が利用するため、幅広いアプローチが可能です。
・ドラッグストア
20代から30代の購買意欲の高い女性がターゲットとなります。女性のなかでも主婦やOLが中心となります。
コスメ、エステ、ネイルサロン、女性向け通信教育などから、美容院やサロン、エクササイズジムやヨガ教室など実店舗への誘導も効果的です。
・スーパーマーケット
主婦やOLなどの女性がターゲットとなります。
暮らしに役立つ日用品や、新発売する食料品などのプロモーションに向いています。
・書店
書店を利用する来客者は他の小売店に比べて知的好奇心が強く、新しい情報や流行の最先端に敏感であり、なおかつ購買意欲の高い顧客が多いことから、さまざまな商品やサービスの宣伝に向いています。
レジ袋封入広告ができるおすすめ媒体
まとめ
レジ袋封入広告は必ず目にしてもらえる広告といわれています。
レジ袋から商品を取り出す際に必ず広告が目につくので高い広告宣伝効果が期待できます。
レジ袋封入広告を目にするのは、わざわざ店舗へ足を運んでいる消費意欲が高い層がほとんどです。
広告を配布する店舗でどのような層が実際に来店し、商品を購入しているのかをリサーチして、広告を配布したいターゲットを絞ることができれば非常に高い効果が見込めます。
この記事を参考に、レジ袋封入広告を検討してみてくださいね。