運転していると必須になってくる、ガソリンスタンドでの給油。
頻繁にガソリンスタンドを利用される方は、給油中に広告を見かける方も多いと思います。
給油中はその場から離れることができないので、画面に注目することが多く視認性が高い広告であると言えます。
この記事では、ガソリンスタンドでできる広告の種類、ターゲット層や効果について詳しく解説していきます。
ガソリンスタンドについて
ガソリンスタンドとは、自動車やオートバイの燃料用ガソリンや潤滑用オイルを販売する給油所のことを指します。
少し前まではガソリンスタンドの専門スタッフに給油を任せる、フルサービスのガソリンスタンドが一般的でした。
ですが現在は、ドライバー自身で給油するセルフサービスのガソリンスタンドが増えています。
要因としては、1998年(平成10年)に、消防法の改正により普及したことがあります。
担当スタッフは必ずいるので、安心も確保されています。価格的にもスタッフのサービスがなく、ガソリン料金のみのため選ばれることが多くなりました。
営業時間も24時間営業のガソリンスタンドが多く、時間帯を気にせず給油することができるのはドライバーとして嬉しい点です。
また、フルサービスのガソリンスタンドでは、車の外に出ず給油以外の情報に触れることもなかなかありません。
しかし、セルフサービスのガソリンスタンドでは給油中に映るデジタルサイネージで、その他の情報を得ることができます。
ガソリンスタンドで実施する広告のターゲット層
まず、ガソリンスタンドを利用される人は車を持っている方に限られるためこの時点でかなりターゲットを定めることができます。
利用者の割合としては、男性63.6%女性36.4%と男性利用者が多くなっています。
年齢層は40〜50代が多くを占めていて、月に何度もガソリンスタンドを利用するドライバーも少なくありません。
また、ガソリンスタンドは各地に店舗があるためその立地によってターゲットを絞ることができるのもメリットです。
ガソリンスタンドでできる広告の種類と効果
ガソリンスタンドでできる広告の種類は2つあります。
セルフガソリンスタンドのサイネージ「CM広告」と「サンプリング広告」です。
・CM広告
セルフガソリンスタンドの給油機に設置された液晶画面にCMを放映し訴求します。音声有りの動画を配信することができるので、目だけでなく耳からも情報を受け取ることが出来ます。あわせて、給油後に発行されるレシートにクーポンやQRコードなどの情報を印刷することも可能です。
ドライバーの平均給油時間は約90秒、その場から離れることができないので自然に画面に集中できます。ターゲット層や立地に合わせたCM広告をすることで、ユーザーの心により入り込み購買意欲を掻き立てることが可能です。
・サンプリング広告
給油機に設置された液晶画面でサンプリング広告を放映し、ユーザーを店内に促し、サンプリング商品を手渡ししたり、実際に体験して頂いて訴求します。実際に商品を試すことで購買意欲が高まり、実際に購入した際の満足度が高くなるでしょう。
下記は、参考数値になります。
■設置店舗:全国320店舗以上
■ドライバーリーチ数:約380万人
店舗数は随時拡大予定で、日本全国のドライバーにリーチできます。
効果としては、以下の2つが考えられます。
・商品やサービスに興味をもつ
全く知らなかった商品やサービスを知ってもらうことができます。
ガソリンスタンドに訪れるドライバーにあわせた情報を提供することで、訴求効果が期待できます。
レシートに情報を掲載することで、ガソリンスタンドで気になった商品やサービスを再度認識することができます。
・購買意欲が高まる
商品やサービスが気にはなっていたが、購入するまでは至らなかったユーザーに購入を促すことができます。
また利用者がSNSなどで口コミを発信すれば、商品の拡散につながり、より多くの方へのアプローチにつながります。
こういったことから、CM広告の動画配信とあわせてサンプリングすることで、利用意向や購入意向がさらに上がります。
また、ドライバーと相性の良いアイテムであればあるほどユーザーに喜ばれます。
例えば、ガソリンスタンドによく立ち寄る方は長時間運転される方も多くいるため、運転の際に眠くならないようにするための飲料や、カー製品の広告が効果的です。
ガソリンスタンドでできる広告のおすすめ媒体
まとめ
今回はガソリンスタンドでできる広告の種類や効果について、ご紹介しました。
ガソリンスタンドを利用されるユーザーに給油時間を使って訴求していくことで、商品やサービスに興味を持たせ、購買意欲を高めることが可能です。
また、CM広告の動画配信とあわせてサンプリングすることがより効果的です。ガソリンスタンドは店舗として各地にあるため、その立地に合わせたターゲットを意識することも重要になってきます。
ガソリンスタンドで広告を出稿する際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。