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住宅不動産メディアのバナー広告
近年、インターネット広告費はずっと右肩上がりに成長しています。
2019年にはテレビメディア広告費を上回り初の2兆円超えを記録し、2021年は2兆7,052億円に到達しました。
これは、マスコミ四媒体の広告費すべてを合算した2兆4,538億円をも上回る結果となっています。
インターネット広告は、広告数値の可視化ができる点や個人で出稿できることなど、様々な特徴があります。
その中でも特に注目を浴びている理由として、ターゲティング精度が高く、狙った興味関心や嗜好のあるユーザーに広告を届けることができることです。
今回はそんなターゲティングに強いインターネット広告の中でも、住宅・不動産メディアへ出稿できるバナー広告について、ご紹介していきます。
まずはじめに住宅・不動産メディアについて解説していきます。
以前は住宅や不動産の情報を集めようとすると、各種不動産会社への問い合わせや訪問を行う必要がありました。
これが、インターネットやスマートフォンの普及を経て、足を運ばなくても、多くの方がWEBで情報を閲覧・問い合わせすることが可能になりました。
その一つの手段として、住宅・不動産メディアが挙げられます。
住宅・不動産メディアと一括りにしても様々な形態のメディアがありますのでご紹介します。
SUUMOやCHINTAIなどが有名な例で、日本全国の住宅情報を集約している住宅情報ポータルサイトが挙げられます。
急な遠出の引越しが決まっても、住宅情報ポータルサイトを使えばすぐにスマートフォンで物件を探すことができ、賃貸だけでなく実際のマンション購入まで多岐にわたる情報が満載です。
これ以外にも引っ越しにまつわるコラムなど、読者が欲しい情報がぎゅっと詰まったサイトで、TVCMやWEB広告でも多く認知施策を実施していることから、ご存知の方も多いかと思います。
次に不動産メディアです。
不動産と一口に言っても、住宅の土地に関する不動産情報だけでなく、近年では山の部分区画で不動産を販売している専門のメディアがあるなど、様々な専門性に特化したサイトが多く存在しています。
最後にご紹介するのは住宅や不動産のコラムサイトです。
具体的な住宅情報が記載されているのではなく、住宅を選ぶためのポイントや不動産選定における注意点など、様々なコラムを展開し、情報提供しているサイトです。
ここまで住宅・不動産メディアについてご紹介してきました。
ここからは住宅・不動産メディアでも多く掲載枠のあるバナー広告について解説していきます。
バナー広告とは、その名の通り静止画を利用した広告のことを指します。
インターネットの普及で様々なサイトが作られる中で、大きく分けて下記の種類に分類されます。
Yahooなどの検索サイトで一定期間固定表示で独占したバナー出稿ができる広告手法です。
認知向けの施策に分類されており、サイトに訪れた人全員に表示されることで圧倒的なインプレッション数を提供します。デメリットとしては、Yahooの純広告枠などは後述する運用型バナー広告と比較すると圧倒的に配信金額が高い傾向があります。
ですが、近年では自社サイトのバナー掲載枠を設けて販売している会社も多く存在し、Yahooなどの多くの方が利用する認知向けの広告面とは違った訪問者のターゲティングに合わせたバナー広告の出稿ができる特徴を持っています。
こちらはGoogleやYahooをはじめとする広告媒体における、提携先の配信面でバナーを掲載できる広告手法です。以前は広告代理店などで運用するケースが多かったですが、近年では個人でも出航しやすいように入稿方法や管理が簡潔化していることから、多くの出稿があります。
運用型バナー広告は固定枠ではなく様々な提携サイトに掲載されることから、本記事冒頭で申し上げた通り、正確なターゲティング配信が可能になる強みを持っています。
サイトの訪問履歴などから、ユーザーにマッチする商材を展開するサイトでバナー広告を配信する、といったことが可能です。
最後に、住宅・不動産メディアのバナー広告の効果についてご紹介します。
前述した通り、純広告・運用型それぞれに特徴があり、バナー広告を展開している住宅不動産メディアがあります。
今回は、実際に一例として住宅情報メディアの広告概要と効果についてお伝えします。
■エリアターゲティング (首都圏)4~12月:1,000,000imp(1カ月)
■エリアターゲティング (首都圏)1~3月:1,250,000imp(1カ月)
■プレミアムパネル4~12月:3,250,000imp(1カ月)
■プレミアムパネル1~3月:4,087,500imp(1カ月)
ご覧の通り、エリア限定でターゲティングすることもできればサイトTOPの掲載枠を買い取って圧倒的なインプレッションを出すことができるプランまで様々です。
前提として住宅情報サイトなので、お部屋を中心とした利用者需要に対し、効果的に訴求できる特徴があります。例えば新生活に合わせた家具家電のバナー広告をする、といった形でターゲットに合わせた商材を展開することで効果最大化ができます。
本記事では住宅・不動産メディアへ出稿できるバナー広告についてご紹介しました。
バナー広告の中でも、住宅や不動産に関連するターゲティングを狙った広告出稿を検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひご検討ください。
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