Topics①：「CAKE LINK」の広告
大阪梅田駅構内にて展開された「CAKE LINK」の広告です。
広告には、ブランドイメージキャラクターを務めるAぇ! groupが登場。カラフルな文字で「ええ日にはケーキや！」というコピーが記載され、美味しそうなケーキの数々が並べられています。
「CAKE LINK」の阪急阪神百貨店が運営するスイーツ宅配サービスで、この広告が掲出された媒体は阪急百貨店前という立地となっており、百貨店を訪れる多くの人に「CAKE LINK」というサービスをアピールできたのではないでしょうか。今話題のAぇ! groupが登場した広告ということもあり、より注目度が高まったことでしょう。
Topics②：ブルガリのブランド広告
大阪梅田駅構内にて展開されたブルガリのブランド広告です。
広告の右側にはブルガリのロゴが記載され、左側にはモデルのスタイリッシュな姿が映し出されています。中央ではブルガリのアイテムの魅力を伝える映像が流れていました。
この媒体は阪急百貨店うめだ本店前のコンコースにあるため、多くの買い物客に効果的にアプローチできたと思われます。サイネージ両側の壁面の模様と、ハイブランドとの相性も良い広告展開でした。
Topics③：JR大阪駅の橋上自由通路のサイネージ広告
多くの駅利用者が行き交うJR大阪駅の橋上自由通路にあるデジタルサイネージでは毎週様々な広告が配信されています。
まず最初にご紹介するのは、「ウェルウォッシュアイ」の広告です。「ウェルウォッシュアイ」は花粉やホコリなどで目が不快な時にすぐに目洗いできる、点眼型の洗眼薬。広告には生田絵梨花さんが登場し、「ウェルウォッシュアイ」の爽快感を爽やかに表現しています。花粉シーズンに合わせて実施された広告施策だったと思われます。
次にご紹介するのは、タキロンシーアイ株式会社の企業広告です。大阪市北区梅田に本社を置くタキロンシーアイ株式会社は建築資材や農業資材、土木資材などの製造・販売を行う合成樹脂加工総合メーカーです。
広告は水の波紋を思わせる背景に「未知に挑み未来をカタチにする」というコピーが記載されています。下部には社名とロゴだけでなく、「タキロンシーアイは、公益社団法人日本カヌー連盟を応援しています。」という記載もありました。シンプルで控えめな広告という点からも多くの人に興味を持ってもらえた広告となったのではないでしょうか。
Topics④：ジョージア×名探偵コナン コラボ広告
JR大阪駅構内にて展開されたジョージアと名探偵コナンのコラボ広告です。
この広告は現在ジョージアが実施しているキャンペーンの告知広告。デザイン缶をスキャンすると名探偵コナンに登場するキャラクターがARで出現するというキャンペーンとなっています。
このサイネージ広告には、大阪という立地からか、名探偵コナンに登場する関西人キャラクターの服部平次と遠山和葉が登場。その斬新なキャンペーンの内容を分かりやすく描いていました。ジョージア製品を買って試してみたいと思わせる広告でした。
ちなみにこの広告は渋谷でも展開されていました。大阪も渋谷も人通りの多い場所で注目を集めた広告施策でした。
Topics⑤：Honda採用広告
大阪駅構内にて展開されたHondaのキャリア採用プロモーションの一環として掲出された広告です。
広告は白の背景に赤文字ととてもシンプルなデザイン。「求ム、挑戦者。」というコピーが目を引くクリエイティブとなっています。
Hondaの採用広告は2025年1月13日週にも大阪駅のセントラルビジョンにて掲出されていました。様々な企業の採用活動が活発化する今の時期に、駅構内で幅広い駅利用者へアプローチしていました。キャリア採用ということもあり、キャリアアップを狙う人にとって「求ム、挑戦者。」というコピーはとても刺激になったのではないでしょうか。
Topics⑥：ユニバーサルランゲージ メジャーズの広告
大阪駅構内にて展開された、ユニバーサルランゲージ メジャーズ ルクア イーレ店の広告です。
シックなダークグリーンをベースとしたクリエイティブで、新入学・新社会人の方向けにアプローチしていました。えんじ色のオーダースーツについて紹介する文字が目立っており、これから大学生や新社会人になる人や、その保護者に向けてワンランク上のオーダースーツの魅力を伝えていたように感じました。目線の高さにあるという視認性の高さもより効果を発揮していたと思われます。
編集部から一言
今週は店舗に近い媒体を活用した広告展開が目立っていたように思います。「CAKE LINK」の広告やブルガリのブランド広告、ユニバーサルランゲージ メジャーズの広告など、ショッピングに訪れる人に対し効果的にアプローチしていたように思います。
また、タキロンシーアイ株式会社の広告と、Hondaの採用広告はとても存在感の強い企業広告だったように思います。シンプルなクリエイティブでありながら、企業の個性をしっかり伝えていました。デザインがシンプルだからこそ、企業が伝えたいメッセージがユーザーに伝わりやすいのかもしれません。
小松未知子 アドクロ編集部
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