アドクロ編集部がお届けする2025年9月22日週の新宿OOHレポート。新宿で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOHレポートはこちら。
Topics①：絵本「パンどろぼう」の広告
絵本「パンどろぼう」の広告です。最初はシンプルな顔芸から始まり、進むにつれてどんどんオーバーな表情や立体造形に変化していく流れは、絵本の世界観をそのまま体験できる構成だと感じます。
特に最後の立体的な「パンどろぼう」が壁から飛び出すように設置されており、写真を撮りたくなるような体験型の仕掛けになっている点が特徴的です。長い通路の導線を利用して物語性を持たせることで、ただの広告展開にとどまらず、キャラクターに感情移入しながら自然に作品の世界へ引き込んでいきます。駅を利用する親子やビジネスパーソンにとって、日常の移動時間でちょっとほっこりするような、そんな広告でした。
Topics②：スキットルズ（Skittles）の広告
スキットルズ（Skittles）の広告です。複数面で展開されており、黒を基調にした背景に大きなロゴとコピーを並べる構成になっていました。
特徴的なのは「褒めるだけ」「発信するだけ」「力説するだけ」といった仕事を提示している点。キャンディの美味しさを体験的に拡散してもらう仕組みを、あえて求人広告風に見せることで話題化を狙っていました。
キャンディのカラフルさを活かしつつ、メインビジュアルでは徹底して黒地に太文字を押し出しているため、「体験型キャンペーン」のメッセージが強く伝わって来ました。
Topics③：キャロウェイゴルフの広告
キャロウェイゴルフの広告です。相葉雅紀さんを起用し、ポスターとデジタルサイネージを組み合わせた展開になっていました。
全体のデザインは白やネイビーを基調にまとめられており、ゴルフウェアを日常着のように自然に着こなすビジュアルが印象的。ゴルフブランドの広告というと競技中のシーンを想起させることが多いが、ここでは街中やカジュアルな場面に溶け込むスタイリングを見せることで、「ゴルフをもっと身近に楽しむ」というメッセージを訴求しているように感じました。
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ショーメ（CHAUMET）の広告
ショーメ（CHAUMET）の広告
アドクロ編集部
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