【新宿】2025年10月6日週 OOHレポート

更新日：2025年10月09日

アドクロ編集部がお届けする2025年10月6日週の新宿OOHレポート。新宿で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOHレポートはこちら。

Topics①：映画「トロン：アレス」の広告

映画「トロン：アレス」の広告です。新宿駅構内の大型サイネージをフル活用し、まるで「現実の街をデジタル世界が侵食している」ような没入型の演出で展開されました。「新宿をAIが侵食する」というコピーとともに、物語の舞台設定とリアルなロケーションが重なり合うように構成されています。

加えて、柱を包み込むような立体サイネージ構成により、視覚的な包囲感を生み出し、映画への没入を強化していたように感じました。迫力の映像とともに、映画の世界観を空間全体で体験させる設計が見事な広告でした。

Topics②：食事管理アプリ「あすけん」の広告

新宿スーパープレミアムセット

食事管理アプリ「あすけん」の18周年記念広告です。アプリのキャラクター「未来（みき）さん」が18種類の表情で登場する「未来さん図鑑」として展開。1枚1枚が額縁に入った肖像画のように描かれ、キャラクターにフォーカスを当てた広告となっていました。

18種の未来さんが並ぶ様子は、通行者が思わず足を止めてお気に入りの未来さんを探したくなる体験を創出。未来さんとその横のメッセージもそれぞれ異なっており、思わず自分のお気に入りを見つけて写真を撮りたくなります。

寒くなり始め、秋の健康意識が高まる季節に合わせたタイミングで、キャラクターを通してブランドを再認知させる、温かみのある広告展開でした。

Topics③：SBI新生銀行「SBIハイパー預金」の広告

新宿スーパープレミアムセット

SBI新生銀行の「SBIハイパー預金」広告です。新宿駅構内の柱サイネージと大型ボードを連動させた展開で、鮮やかなブルーを基調に統一。金融広告の中でも一目で「SBIらしさ」を認識させるような色味となっています。柱ごとに「ハイパー」「金利2.0倍」「SBI証券との連携」といったコピーが大きく描かれ、自然と記憶に残る構成です。