アドクロ編集部がお届けする2025年11月3日週の新宿OOHレポート。新宿で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOHレポートはこちら。
Topics①：映画「プレデター：バッドランド」の広告
映画「プレデター：バッドランド」の広告です。 駅構内の柱を丸ごとラッピングするデジタルサイネージで展開されており、複数の柱が同じ映像を同時に映し出すことで空間を占拠し、通行人に強い印象を与えています。
鮮やかな緑色と、警告色である赤色が強烈で、インパクト抜群なビジュアルです。「体感せよ、映画館で。」というシンプルなメッセージは、家庭での視聴では得られない、映画館ならではの迫力や緊張感を強く訴求する狙いがあると考えられます。空間全体を作品の世界観で染め上げ、否応なしに通行人の期待を生み出す効果が期待できそうです。
Topics②：IMP.の2ndアルバム「MAGenter」の広告
IMP.の2ndアルバム「MAGenter」の広告です。駅構内の人通りの多い通路の壁面に、横長の大型ポスターを連続して掲出。
広告では、その名の通り鮮やかなマゼンタ色をキーカラーに使用。単色で使うのではなく、デジタルノイズのようなエフェクトやグラデーションを多用することで、洗練された印象と同時に、彼らのパフォーマンスが持つ勢いや疾走感を表現しているように見えます。
「染め散らかせ。」というコピーは、マゼンタという色（＝IMP.の音楽）で世界を染め上げるという宣言であり、強い意志を感じさせます。メンバー全員が黒を基調とした衣装をまとい、クールな表情でこちらを見つめるビジュアルは、コピーの挑戦的な響きと相まって、彼らの世界観に強く引き込む力を持っているように感じた事例でした。
Topics③：明治「カカオボーテ」の広告
明治の「カカオボーテ」の広告です。漫画「多聞くん今どっち!?」のF/ACEメンバー福原多聞さんを起用。柔らかなピンクトーンで全体をまとめ、おいしさと美しさを演出しているようでした。
キャラクターが商品であるチョコレートを一枚差し出すようなポーズは、見る人をドキッとさせ、広告への注目度を高める効果がありそうです。 「おいしさも、美しさも、どっちも欲しいあなたに」というメインコピーが、商品の特徴をわかりやすく、かつ端的にまとめていた点も特徴的でした。
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3Dビジュアルが印象的！レッドブル (Red Bull)の広告
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アドクロ編集部
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