有名人の顔が並び、街を大々的に走りながらPRすることのできる今話題のアドトラック。
渋谷や新宿など繁華街では必ずと言っていいほど広告を載せたトラックが昼夜問わず走っていますよね。
このアドトラックは最近若者の間でも少し話題になっており、個人のインフルエンサーの方がクラウドファンディングでアドトラックの費用を集めているという話も出てきています。
しかし、アドトラックを検討しようにも実際にクリエイティブの作り方や入稿方法、街を走った結果どうだったのかがいまいちわからないと思います。
実は、2023年の9月にアドクロも株式会社WE TRUCK様の協力のもと、アドトラックを利用して会社の宣伝を行いました。
今回は広告出稿時の様子を公開します。
現在アドトラックへの広告出稿を検討されている方は是非参考にしてください。
出稿エリア
今回は合計2日間アドトラックに広告を出稿することになりました。
1日目は広告の聖地で若者からサラリーマンまで多くの人が集う街、渋谷。
2日目はビジネス街でありながら都内随一のショッピングエリア、銀座。
時間は午前11時~21時までの間。
19時以降は音声は出せません。
このエリアに出してどのような結果が待っているのでしょうか?
期待する効果
これまでアドクロではアドトラックで広告を出稿した経験がありませんでした。
そのため、どのような効果が得られるのかが事前に分かり切っていない状態でしたが、決められたエリアを走るアドトラックのため販促というよりもブランディングや認知度向上に効果があるのではと考えていました。
そのため広告経由でのコンバージョンを狙うというよりも、認知度を上げて会社名指名で検索から流入する数の増加を期待していました。
今回のアドトラックの特徴
日本初!3面LED+3D放映対応による圧倒的訴求力と、AIカメラ搭載で効果測定 ・ターゲティングを実現する唯一の走るモビリティAIサイネージ
アドトラックだけではありませんが、屋外広告は派手にPRができるものの広告効果の検証がしづらいという欠点があります。
しかし、今回のアドトラックにはAIカメラが搭載されており、実際にどのような人が広告を見たのかを年代と性別に分けて確認することができます。
走り終えた後はレポートをいただけるため、効果検証が非常にしやすいです。
また、最近新宿や渋谷で3Dのビジョンが流行りになっていますが、今回のアドトラックもそれに負けないL字型の3Dビジョンを搭載。
今回アドクロは3D映像を使用しませんでしたが、別途問い合わせで対応いただけます。
60分19,800円からという低料金
街中でよく見かけるアドトラックは非常に煌びやかなデザインと音声でかなり出稿に料金がかかると思っていませんか?
今回のアドトラックはなんと60分間で19,800円からと驚くほどの低料金から実施可能なものとなっております。
法人だけではなく個人でも出稿可能
最近では応援広告という推しのアーティストやアイドルを応援するための広告を出すのが流行りになっています。
そういった個人の方や自分自身をブランディングしたいと考えているインフルエンサーの方も出稿が可能です。
入稿、クリエイティブ作成
完成までの期間:3週間程度
広告文作成
アドトラック出稿時にまず取り掛からなければならないのはクリエイティブの作成。
今回の「モビリティAIサイネージ WE TRUCK」ではトラックの左右の面と後方の面に出稿することが可能です。
左右の片方はキャッチフレーズとともに会社のロゴを入れ、もう片方には「このトラック広告の値段は?」という少し斬新な文章を入れ込むことにしました。
後方の面には実際にサイトにスムーズに訪れることができるようにQRコードを載せました。
デザイン作成
入れ込む文章が決まったので次はデザインです。
外部のデザイナーの方にご協力いただき、シンプルなデザインで作っていただきました。
合計で3度ほどやり取りをし、初回依頼から最終的な納品まで2週間程度でしたが、もし社内にデザイナーがいる会社様であればもう少し短い期間で納品までたどり着けると思います。
ナレーション作成
デザインも決まり、これで準備はすべて終了。
と、思いきや今回のアドトラックは音声もつけることができます。
法人らしく、ナレーション風で行こうと決まり外部のナレーターの方にご協力いただき1週間ほどで素敵な音声を作成してくれました。
これで出稿前の準備が本当に完了しました。
素材の入稿方法は丁寧なガイドがあったため迷わず作成に入ることができました。
ちなみに今回弊社ではデザインやナレーションを自社で用意しましたが、WE TRUCK様にお問い合わせいただければ別途ご対応いただけます。
入稿が完了すると放映素材デザインの確認が入りますので、事前にNG例等を問い合わせしておくとスムーズに進められると思います。
当日
弊社のオフィスが渋谷にあるため、実際に街中を走るアドトラックを見に行きました。
さすがの迫力・・・。
これが渋谷で約10時間走ると考えると嫌でも認知されそうですよね。
音は近くまで行くと聞こえますが、10メートルほど離れるとクリアには聞こえなくなります。
そのためデザインにこだわり視覚的に訴求するほうが効果的であると思います。
走行中の様子ですが、今回はデザインを白基調にしたため、比較的街が賑やかな渋谷では若干存在感が薄かったかもしれません。
とにかく存在感が一番欲しい!という方はもう少し色味を調整して目立ちやすいデザインにしたほうがよさそうですね。
結果
アドクロのアドトラックは渋谷と銀座の2か所を2日かけて走り、2日間合計48,994人にリーチすることができました。
男女比は47%:53%とほぼ同数。
男性は30代の方が18%と最も多く、女性は12%で30代、40代の方が最も多い数値となりました。
1日目に渋谷を走っていたので10代比率が多くなるかと思いきや、ビジネス系の広告だったのが影響したのか若い人たちにはあまり見られていないようでした。
後方のQRコードから実際に弊社サイトに訪れた人も計測してみましたがこちらはあまり流入はありませんでした。
通常アドトラックは走行しているため、QRコードから直接流入してもらうのは相当ハードルが高いと思います。
しかし、走行から数日の間に弊社サイトに流入してくる人を見てみると「アドクロ」という会社名検索でたどり着いている人が見られました。
検索してほしいワードを全面に見せることで大きな効果が得られそうですね。
まとめ:アドトラックは入稿作業もし易くブランディングや認知向上にはぴったり
いかがでしたか?
今回はじめてアドトラックに広告を掲載し、当初想像していたよりも遥かに入稿作業が簡単でした。
屋外広告だとなかなか効果測定がし辛いものの、今回はAIカメラ搭載の最新型アドトラックだったため、認知効果の検証もしやすかったです。
もっと斬新なデザインを取り入れて視覚的に印象が強いクリエイティブを作成するとSNSでの拡散も十分に狙えると思います。
また、今回ご紹介したアドトラックは移動式サイネージとしても利用が可能で、
特定の場所で商品等をアピールしたい場合にも使える汎用性が非常に高いアドトラックです。
複数店舗を持つ事業者様であればエリアに根差したスポーツチーム、また住宅展示場のプロモーションなどエリアマーケティングにもご利用いただけます。
移動式なのでイベント会場の周辺や共通の目的で集まっている方向けにピンポイントでプロモーションを行うこともできますね。
イベントの多い季節に差し掛かった際にまず頭に思い浮かべたい媒体です。
これまでのアドトラックと違い、街中を走る広告という魅力以外にもエリアやピンポイントなどアイディア次第でさらに優れたプロモーション手段になり得る媒体のため、是非PRやブランディングをお考えの企業様や応援広告などをご検討の個人の方は一度下記ページより詳細をご覧ください。