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打ち合わせを創造の場に変える思考法 | 現王園章太
佐藤可士和の打ち合わせ 著者 / 佐藤可士和
打ち合わせだけで1日が終わってしまって仕事が進んでいない。そんな日がある。
毎週行われる定例会議で、何も発言しないことがある。
アジェンダとゴールがないままスタートしている打ち合わせがある。
打ち合わせのための打ち合わせ。なんて言葉もある。
果たしてこの打ち合わせは必要なのか?無駄な打ち合わせではないのか?と思うことが多くある一方で、仕事がはじまるきっかけのほとんどが打ち合わせからであり、重要な意思決定や判断の多くが、打ち合わせによって決まっているのも事実だと思う。
理想の打ち合わせとは何だろうか?
佐藤可士和さんが書くこの本は、打ち合わせを効率化するためのTipsを紹介した単純な本ではなく、クライアント/社内のチームメンバーとの信頼関係構築にどのように打ち合わせを使うのかということや、「夜の打ち合わせ」である会合への取組み方など、自分の成し遂げたいプロジェクトを成功させるための打ち合わせの役割とあるべき姿が書かれている。
「打ち合わせをもっとも大切なクリエイティブの場」と表現している佐藤さんの覚悟にこの本を通じて触れることで、打ち合わせは無駄なものではなく必要なものだと再認識する。
何度読み返してもよい、私にとって教科書のような本です。
打ち合わせを変えれば仕事は10倍うまくいく!ヒット連発のクリエイティブディレクターが明かす「効率を高める」仕事術
◎「打ち合わせ」はビジネスの「要」である
打ち合わせは身近で何気ないからこそ意識せずに行ってしまいがちだ。
「じゃ、そんな感じで」などと言って打ち合わせを終えたものの、その後一向に仕事が進まず再打ち合わせをする、という場面も珍しくない。
打ち合わせはビジネスのスタートであり、要所要所で行われる大切なイベント。にも関わらず今までその「正解」は示されてこなかった。
◎世界で活躍するトップクリエイターの打ち合わせとは
世界的に活躍する佐藤可士和氏の打ち合わせはどのようなものなのか。膨大な案件をベストな形に持っていくためにどのような打ち合わせをしているのか。
本書では佐藤可士和氏の「打ち合わせ」にまつわる具体的なノウハウを網羅。誰でも一流の仕事ができるようになる打ち合わせ術を披露する。
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