人事関係者に届くBtoB広告媒体｜広告出稿の傾向など

公開日：2021年05月31日更新日：2024年12月09日

人事関係者に届くBtoB広告媒体をピックアップしました。紙媒体の他にもWEBメディアも存在します。

人事関係者に届くBtoB媒体のターゲットや、広告出稿の傾向について

人事とは、企業内で人に関わる業務を担う部署であり、「採用活動」「労務管理」「人材育成」「評価制度や人事制度の設計・運用」など多岐にわたります。企業の生産性や社風を左右する重要なポジションであるため、経営者と密に連携して会議や施策を進めることも多くあります。優秀な人材を採用し続けるため、人事担当者は最新の制度や他社事例を積極的に取り入れることにも注力しています。

こうした背景から、人事担当者向けのBtoBメディアでは、必要な情報を包括的に提供しています。たとえば、人事部長向けの専門誌「日本人材ニュース」では、人材マネジメント、注目のサービス、人事実務に役立つ解説記事などが取り上げられています。広告掲載企業の中心は求人・人材系企業、人材開発ソリューション、RPA導入支援を行う企業、SaaSプロバイダーなどのBtoB向け事業者です。

BtoB広告の概要や種類に関する説明は以下をご覧ください。

BtoB広告について | 事例や効果、広告媒体11選

広告の掲載事例

SmartHR

クラウド人事労務ソフト「SmartHR」は、労務手続きの効率化とペーパーレス化を推進するサービスとして、多くの企業に導入されています。BtoBスタートアップのSmartHR社は、独自の広告戦略を展開し、ブランド認知度の向上とサービスの普及を図っています。

「ハンコを押すために出社した。」キャンペーン

2020年4月、SmartHRは「ハンコを押すために出社した。」をキャッチコピーとした広告キャンペーンを実施しました。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いテレワークが推進される中、ハンコや書類がテレワーク実施の障壁となっている現状を訴求し、人事・労務業務の効率化を提案するものでした。首都圏の鉄道乗車率が大幅に減少している状況下で、電車内広告や新宿駅構内、東京メトロ主要駅で展開され、大きな注目を集めました。

このキャンペーンは、「交通広告グランプリ2021」の企画・プロモーション部門で最優秀部門賞を受賞し、社会の変化に即したメッセージ性が高く評価されました。

引用：SmartHRが「交通広告グランプリ2021」にて最優秀部門賞を受賞

新宿駅西口での交通広告ジャック

2021年10月、SmartHRはJR新宿駅西口の地下広場を全面的に活用した交通広告を展開しました。同社のイメージキャラクターである木梨憲武さんと伊藤淳史さんを起用し、SmartHRのブランドカラーである水色を基調としたデザインで大々的にPRを行いました。年末調整などの労務手続きが増える時期に合わせたこの広告展開は、多くのビジネスパーソンの目に留まり、サービスの認知度向上に寄与しました。

SmartHR、新宿駅西口をはじめとする各所で交通広告を実施

天海祐希さんを起用した新CM

2024年11月から、俳優の天海祐希さんをスマートな経営者役に起用した新CMを放映開始しました。このCMでは、タレントマネジメントの重要性や、SmartHRの使いやすさを強調し、経営者の天海さんと人事部長の「男性ブランコ」の浦井のりひろさんが協力して組織づくりに取り組む様子が描かれています。特設サイトやYouTubeでもCM動画が公開され、注目を集めています。

天海祐希さんがスマートな経営者を熱演！SmartHRが新CMを公開

特徴

SmartHRの広告戦略には、以下の特徴が見られます。

「ハンコを押すために出社した。」キャンペーンのように、社会の変化や課題を的確に捉えたメッセージを発信し、サービスの「必要性」を強く訴求することができています。

人事は、プライバシー情報を扱うため、導入にあたって、会社やサービスの「信頼性」が高いかどうかは非常に重要です。新宿駅西口の地下広場をジャックするなど、大規模な交通広告により高い視認性を確保し、ブランド認知度を高めています。特に、ビジネスパーソンが多く利用する場所での広告展開は、ターゲット層への効果的なアプローチとなっています。また、天海祐希さんなどの著名人を起用することで、信頼性や親近感を高め、ブランドイメージの向上を図っています。

人事関係者に届くBtoB広告媒体のおすすめ

人事部長向け専門誌『日本人材ニュース』

大手・上場企業の人事部長向け専門誌「日本人材ニュース」では、人材マネジメントの動向や企業人事向けサービスの活用法などを紹介しています。営業では接触が難しい大手・上場4000社の人事部長にお届けしており、過去実績で開封率は95%以上です。

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