朝日放送テレビが運営するふるさと納税サイト「ふるラボ」は、歌手の川崎鷹也氏を起用した新CMを放映している。CMでは、多忙な若手社員が、ふるさと納税を通じて故郷の母とつながり合う様子を、川崎氏の心温まるハミングとナレーションで描いている。
「ふるラボ」は2021年8月4日のサービス開始以来、「出会ったことのないそのまちのストーリーが、あなたとまちの未来を変える」をコンセプトに掲げ、放送局ならではの映像コンテンツを活用したサービスを展開している。「朝だ！生です旅サラダ」「news おかえり」「極上口福！Re：Re：レストラン」などの人気番組で返礼品を紹介し、また番組内での返礼品共同開発を通じて、全国各地の特産品の魅力を発信している。
朝日放送テレビ株式会社営業局ビジネスイノベーション部の担当者によれば、新CMの企画検討は2024年6月頃から開始したという。今回のCMでは、「ふるラボ」の「地域とあなたを元気にするふるさと納税」というコンセプトを軸に据えた。
担当者は、「ふるさと納税」の本質的な価値である「地域と寄付者を繋ぐ」という点を重視し、CMのクリエイティブに反映させたと説明する。現代社会において故郷と離れて暮らす人々の心情に寄り添いながら、ふるさと納税を通じて地域とつながることができるという希望を描き出した。
「ふるラボ」では、2025年1月8日23時59分までの期間で「年末年始ふるラボ大感謝祭」を開催中だ。キャンペーンの詳細は、特設サイトにて確認できる。朝日放送テレビは今後も、放送局の特性を活かした地域共創事業として「ふるラボ」を展開していく方針だ。
加藤誠也 アドクロ編集部
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