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名古屋の象徴“ナナちゃん”が涙、EVEが仕掛ける肩こり痛啓発広告
エスエス製薬株式会社の解熱鎮痛薬ブランド「EVE(イブ)」は、名古屋駅のシンボル「ナナちゃん」とコラボレーションし、愛知県民の肩こり痛に寄り添う広告を2025年1月8日から名古屋駅周辺で展開している。
全国47都道府県30歳から59歳の男女4,700名を対象にした「肩こり痛」に関する同社調査によると、愛知県では約8割の人が肩こり痛を感じたことがあり、特に男性の「とてもある」という回答と30代の「感じたことがある」という回答が全国1位となることが判明した。
今回のコラボレーションは、調査結果等を含め、愛知県民の肩こり痛に寄り添う形で展開。51年間同じ姿勢で立ち続けているために肩こり痛が心配される「ナナちゃん」が、史上初めて目に涙を浮かべた姿で登場する。
今回の広告展開について、株式会社プラチナムの浜木駿介氏は、商品発売が開始された9月から企画を検討していたと語る。頭痛や生理痛に加え、「肩こり痛」に効く鎮痛薬としての認知獲得を目指し、調査とOOHを組み合わせたPR施策として企画を立案した。
名古屋駅のシンボル「ナナちゃん」での広告掲出については、何十年もの間同じ姿勢を保ち続けている「ナナちゃん」自身が肩こり痛に悩んでいるのではないかという着想から始まったという。さらに、47都道府県における調査では愛知県民の肩こり痛の悩みが比較的多いことが判明。これらの要素を組み合わせ、「愛知県民、およびナナちゃんの肩こり痛をEVE(イブ)がいたわる」というコンセプトへと発展させた。
クリエイティブ面では、「つらい肩こり痛に、飲む選択を。」というタグラインに沿って、肩こり痛の対処方法として「薬を飲む」という選択肢を想起させる内容を重視。ナナちゃんの肩こり痛をEVE(イブ)が第三者視点でいたわるという構造を維持しながら、複数パターンのクリエイティブを制作したそうだ。また、デザインにおいては、ナナちゃんの目から涙を流す演出を取り入れ、長年ナナちゃんを見続けてきた愛知県民の関心を引くような工夫を施した。
エスエス製薬は本施策を通じて、長期間の肩こり痛に悩む愛知県民をはじめとする全国の人々に、鎮痛薬による適切な対処法を啓発するとともに、急な痛みに負けることなく自分らしく生活できることを後押しする方針だ。
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