海原やすよ ともこのお二人が出演する関西電力の新テレビCMが2月1日から放映を開始した。引越しシーズンに合わせて展開される今回のCMは、「引越しの女神篇」「港より愛を込めて篇」の2本を制作した。
「引越しの女神篇」では、引越し作業に追われる若い男性の前に、段ボールに乗った引越しの女神として海原やすよ ともこが神々しく降臨する。お二人は「引越すなら 電気は関電」と語りかけ、最後は自信に満ちた笑顔で「私たちに任せなさい」と男性を導く。女神となった二人のオーラ際立つ演技が印象的な作品となっている。
「港より愛を込めて篇」では、新生活に向けて港で家族とお別れする若い女性の場面で展開する。両親が見送る中、突如「引越すなら 電気は関電」と書かれた大きな横断幕を掲げ、大声で呼びかける海原やすよ ともこ。少しおせっかいながらも、お二人の愛のこもった熱いエールが特徴的なCMとなっている。
関西電力株式会社マーケティング担当の溝尾大輝氏によれば、今回のCM企画は2024年10月中旬頃から検討を開始した。企画の展開時期については、2月から4月が年間で最も引越し件数が多い時期であることから選定している。この時期は引越しや新生活開始に伴い、電気やガスの契約を結び直すケースが増加するため、同社の電気・ガスサービスを選択してもらうためのキャンペーンを展開し、テレビCMやWeb動画などでPRを実施することとなった。
CMクリエイティブについて、両CMとも「引越すなら電気は関電」というシンプルかつストレートなメッセージを打ち出している。このメッセージをより印象的に伝えるため、引越し時に起こりうるシチュエーションを舞台に設定し、圧倒的な人気と実力を誇る海原やすよ ともこの起用を決定した。
「引越しの女神篇」では、段ボールに乗って降りてくる女神の格好をした二人の演技と、その神々しい演出がポイントとなっている。一方、「港より愛を込めて篇」では、港という旅立ちの場にはやや不似合いな内容の横断幕を掲げ、大声でちょっとずれたエールを送る演出を採用した。いずれのCMも別れを惜しむような湿っぽい内容ではなく、未来への希望が感じられる明るい旅立ちの雰囲気を重視して制作されている。
同社は本PRを通じて、就職や転職、転勤、進学などで新生活を迎える人々に「関電、ええな」と感じてもらい、サービスを選択してもらうことを目指している。
加藤誠也 アドクロ編集部
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