TDCソフト株式会社は、「本質を考えろ」篇の新テレビCMを2025年2月17日から全国で放送開始した。同CMでは女優の桜井ユキと俳優の坂東龍汰を起用し、「本質を考え抜いてお客様の課題を解決する」という同社の姿勢を表現している。
同社は創業以来、「世の中をもっとSmartに」というパーパスを掲げ、顧客の潜在的な課題を見出し、ITの力で「あたりまえ」を書き換えることを目指してきた。システムインテグレーション企業として、デジタル技術の新たな潮流に対応した次世代型のITサービスを提供している。
新CMでは、頼れる先輩社員を演じる桜井ユキと、フレッシュな後輩社員を演じる坂東龍汰が、顧客の課題の本質を見極めて最適な提案を行う姿を描く。単なる技術力だけでなく、人間が持つ「本質を考えるチカラ」の重要性を伝える内容となっている。
TDCソフト株式会社経営企画本部広報室の長谷美月氏によれば、今回の企画は2024年4月頃から検討を開始。新年度に向けて、CM放送前後での認知度の変化を確認し、社内外でのブランド浸透度を高めることを目的としているそうだ。特に今回のCMは社員エンゲージメントの向上を最も重要な狙いとし、その施策の一環として展開している。
今回のCMの特徴について、実際の社員へのインタビューを基に制作していることが挙げられる。社員一人ひとりが日々直面する課題や、その中で生まれた「あたりまえを書き換えた」実体験を共有してもらい、それらをストーリーに反映した。特に"失敗を恐れず本質を追求する重要性"について語ったエピソードが印象的だったため、これをCMのストーリーの核として採用している。
「TDCソフトの価値観や姿勢をより伝わりやすくするために、桜井さんと坂東さんのコミカルな掛け合いを取り入れ、視聴者の印象に残るコンテンツとなるよう工夫している」と長谷氏は語った。
テレビCMは全国放送に加え、YouTubeなどのソーシャルメディア広告、見逃し配信系メディア、ビジネスメディアなど、多様な媒体での展開を予定している。同社は今後も洗練された快適な世の中の実現を目指し、あらゆる領域の顧客に付加価値の高いITサービスを提供していく。
加藤誠也 アドクロ編集部
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