くらしき作陽大学・作陽短期大学は、2025年2月15日から岡山県・香川県内で声優の日髙のり子さんを起用した新キャンパスソングのテレビCM『作陽学園キャンパスソング歌ってみた』篇の放映を開始した。
くらしき作陽大学・作陽短期大学は昨年、「自分たちの未来を信じて学び続けることで、花咲くミライが待っている」というメッセージを込めたキャンパスソングを作曲家ツキダタダシさんに依頼して制作。今年はそのキャンパスソングを使い、声優・歌手として花咲くミライを手に入れた日髙のり子さんと、信じるミライへ向けて歩んでいる同学の学生たちがコラボレーションしたテレビCMを制作した。
学校法人作陽学園 くらしき作陽大学・作陽短期大学 入試広報室室長 島野淳氏によれば、今回の企画は昨年度完成したキャンパスソングが卒業生を含め多くの反響があったことを受け、キャンパスソングを軸にテレビCMを製作することになったそうだ。2024年4月に企画を開始し、当初はフルアニメーションでの企画だったが、8月に頓挫して再考が必要となった。キャンパスソングに合う映像をコンセプトから改めて考えなおした結果、今回の映像が完成した。
この時期に展開した意図について、一つは制作スケジュール的にこの時期になったこと、もう一つは高校生を対象としており、進路決定プロセスの中で進学意識が高まる2-3月に広報したかったことが理由だという。
CMクリエイティブの狙いについては、中高生を中心とした若年層に対して明るく元気を届け、本学を認知していない方のきっかけになればという思いで企画制作をしたそうだ。当初のフルアニメーションの時から変わらず、キャンパスソングを主軸とした企画だったため「声」「歌声」に特長のあるコンテンツということで日髙のり子氏にオファー。日髙のり子氏は幅広い年代の方への馴染みがあることと、「らんま1/2」の再アニメ化放送もあり若年層まで対応できる方だと考えたという。
今回は動画用のLPも制作し、「誰が歌っているのか？」という仕掛けをして、訪れた先での答え合わせができるようにした。訪れた先では、そこでしか観られないコンテンツとして日髙のり子氏の音源収録時の映像を用意しており、視聴者に初見、2回目以降、行動に移した時の各ステージでの面白さを意識したと島野氏は語った。
動画はテレビCMをはじめ、大学公式ウェブサイトやSNSなどを通じて公開される。この曲が高校生たちや地域のみなさまに広く親しまれることを期待している。
加藤誠也 アドクロ編集部
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