ロート製薬株式会社は、2025年3月4日より、母と子で「親になること」をテーマにトークするショート動画「ママむすトーク」をロート製薬公式YouTubeにて公開した。同社が2018年より公開する「妊活白書」2024年最新調査の結果公表に合わせて展開されたプロモーションとなる。
調査結果によると、子どもを持つことや妊活に対する考え方の多様化が明らかになった。子どもを望まない若年未婚男女は過去最高となり年々増加傾向にある一方、妊活に主体的な「妊活男子」の存在や、かつては消極的だったものの現在は子どもを持つことに積極的になった妊活経験者が約50％いることも判明した。
今回「ママむすトーク」動画は「子育ては発見と追体験の連続」篇、「うちのむすめなら大丈夫」篇、「甥っ子への愛情」篇の3本を公開。母と子の素直な対話を通して、親になるとはどういうことかを考えるきっかけを提供する。
本ショート動画の企画を担当した、博報堂DYメディアパートナーズ クリエイティブディレクター/プランナー 藤本千晶氏によれば、今回の企画はロート製薬の排卵日予測検査薬「dotest」が大切にしている「いつか子どもがほしいと思うすべての方々に寄り添うこと」という普遍的なテーマを根底に置きながら、時代の変化に合わせて"寄り添う"という解釈をアップデートする必要性を感じ、2024年の夏頃から現代の夫婦・パートナー関係や妊活意識についてリサーチを重ねた結果生まれたそうだ。
リサーチからは、少子化によって周囲に子どもや子育てをしている人が減り、妊娠・出産に関する「ロールモデル」が少なくなった結果、リアリティを感じたり自分ごととして捉える機会が減っているのではという仮説を持ったという。
プランニングを進める中で、今回は20代後半〜30代前半の男女をターゲットに、最も身近なロールモデルの1人として"母親"の存在に着目。特別な機会ではなく、ターゲットの日常の接点の中で"とある親子の会話を垣間見る"ことで、ふと自分に重ねてリアリティを感じたり、気づきを得て自分はどうだろうと少しでも思いを馳せてくださる機会となればと考え、ショート動画という手段を選択したと話す。
独自に行なったアンケート調査では、ターゲット世代であるZ世代と呼ばれる若い世代の親子関係が、これまで考えていた親子よりも「友達のような親子」が増えている実態が見えてきたそうだ。そこから聞こえてきたリアルな親子の声から脚本を制作し、イマドキ親子の関係を描くことで、自分の親にもちょっとだけ聞いてみようかなと思ってもらえるような読後感を意識して動画を制作したとのこと。
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動画クリエイティブにおける3つの注目ポイント
動画クリエイティブにおける3つの注目ポイント
加藤誠也 アドクロ編集部
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