中部国際空港セントレアは、2026年10月に開催される「第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)」に向けた機運醸成の取り組みとして、2026年3月1日から空港館内で大会をテーマにした装飾を展開した。

同空港は2026年2月、公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会とパートナーシップ契約を締結し、公式空港として大会の情報発信や受け入れ体制の整備を進めている。館内各所では大会装飾を施し、国内外から訪れる利用者に大会の開催を印象づける演出を行った。
今回の装飾では、セントレアや空港ならではの特徴を生かした演出を取り入れた。愛知県が織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑の出身地であることにちなみ、サムライや忍者といった地域文化をモチーフにした装飾を展開した。
第1ターミナル3階の国内線出発ロビーでは、チェックインカウンター上に忍者の装飾を配置した。忍者は大会ボランティアのユニフォームを着用し、来港者を迎える演出として設置された。館内には大会ポスターやのぼりも掲出し、空港全体で大会の雰囲気を高める構成とした。

また、第1ターミナル2階の国際線バゲージクレームでは、大会のマスコットキャラクター「ウズミン」の人形を設置した。海外から訪れる利用者が最初に目にする場所で大会を訴求することで、到着直後からイベントの認知を促す狙いとした。

さらに、空港島へ続く連絡橋の出入口には大型の屋外看板を設置した。鉄道や自動車からも視認できる場所にウェルカム装飾を展開し、空港に到着する前から大会開催を印象づける設計とした。

第1ターミナルの玄関口となるウェルカムガーデンやバス・タクシーレーンでも装飾を実施した。ツアー客など団体利用者が多い導線に大会ビジュアルを配置することで、空港に到着した瞬間から大会の盛り上がりを感じられる空間を演出した。

空港は国内外から人が集まる交通拠点であり、訪問者に対して自然に情報を届けられる場所でもある。今回のセントレアの施策は、空港という空間全体をメディアとして活用し、地域イベントの認知拡大と来訪者の期待感を高めるプロモーションとして展開された。

