大和財託株式会社は、2025年12月1日から東京都内で初めてアドトラックを運行し開始した。同時に、SNS投稿キャンペーン「だいわじゃなくてやまとだよ」を展開。このキャンペーンは店舗回覧者がアドトラックの写真をSNSに投稿することで、オリジナルグッズを獲得するチャンスを提供するという内容である。投稿キャンペーンの期間は2025年12月22日から2026年1月31日まで設定されており、参加者はX(旧Twitter)を通じて大和財託公式アカウントをタグ付けし投稿を行う仕組みとした。

この広告プロモーションの背景には、「大和財託(やまとざいたく)」という社名がしばしば誤読されることに対する課題があった。本キャンペーンはその誤読を逆手に取り、消費者に親しみやすく伝える目的で「だいわじゃなくてやまとだよ」というユーモラスな名称を採用した。これにより、社名の正しい発音の浸透と共に、SNS上での話題性を促進し、ブランドの認知度を向上させる狙いである。
広告施策としては、アドトラックのデザインに工夫を凝らしている。大和財託のロゴと社名が車体に大きく配置され、ブランドカラーを基調とした印象的なデザインが特徴。さらに、漢字表記に加え「YAMATO ZAITAKU」のアルファベット表記を加えることにより、視認性と認知を強化。これにより、道行く人々へ強く印象に残る広告展開を行い、ブランドの世界観を伝える姿勢を打ち出した。大和財託は今後も顧客や取引先、社員の満足を高める事業活動を継続し、国際的な発展への貢献も視野に入れた活動を展開していく方針である。

大和財託の「だいわじゃなくてやまとだよ」キャンペーンは、ネーミング課題を逆手に取った自虐型PRとしてユニークなアプローチを見せる。アドトラックで直接的な視覚的インパクトを与えつつ、誤読という弱点をブランドの個性として活かした。さらに、道行く人のSNS投稿を誘発する仕掛けを組み込むことで、広告発信の構造を受け手主体へと転換。消費者の自発的な拡散を引き出し、リアルとデジタルを連動させるO2O設計として機能している。

