アマゾンジャパンは、Prime Videoで配信する嵐のドキュメンタリーフィルム『5 – 嵐という時間 -』の新聞広告を、2026年9月15日付の朝日新聞と読売新聞の朝刊に掲載した。嵐の結成日に合わせた全面広告で、紙面を光にかざすことで異なるビジュアルが重なって見える仕掛けを取り入れた。

『5 – 嵐という時間 -』は、2026年5月31日をもって活動を終了した嵐の5人を追ったPrime Original作品で、12月15日からPrime Videoで配信予定。今回の広告は、作品の配信告知だけでなく、グループにとって特別な日である9月15日に合わせて届けられた。紙面には、シャンパングラスを囲んで5人が座るリラックスした姿と、ステージ上で紙吹雪を浴びる5人の姿をそれぞれ配置。広告には「光にかざして見てください」と記されており、紙面を光に透かすことで、ステージに立つ姿とくつろぐ姿が一つの紙面上に重なって現れる構成となっている。

ライブで見せる「嵐」と、その舞台を離れた5人という異なる表情を、新聞の表裏と光を使って見せた点が特徴だ。紙面を読むだけでは完成せず、手に取り、光にかざすという行動によって初めてもう一つの見え方に気付く仕掛けとなっている。掲載後には、新聞を購入するためにコンビニや販売店を訪れるファンの反応も見られるなど、紙面そのものを手元に残したいという動きにもつながった。Prime Videoでは同日から過去のライブ映像作品も配信しており、結成日を起点に嵐の歩みを振り返る展開となった。

今回の広告で印象的なのは、新聞という紙媒体の特性そのものをクリエイティブに取り込んだ点だ。デジタルでは画面上の演出によって映像を切り替えられる一方、新聞では「透かす」という極めてアナログな行為によって二つの時間を重ねている。さらに、結成日というファンにとって意味のある日に掲載することで、新聞を単なる告知媒体ではなく、手に取り、仕掛けを体験し、保存したくなる記念品へと変えている。

