社会医療法人宏潤会が運営する健診施設DAIDO MEDICAL SQUAREは2024年5月15日より名古屋駅のシンボル「ナナちゃん」に広告を掲載、レントゲン検査の結果を模したナナちゃん人形を公開しました。
毎日忙しい生活を送っているビジネスパーソンとそのパートナーの方々に向けて、自分自身の健康に目を向け、がん検診と前向きに向き合ってもらうきっかけを作るためのプロモーションとして展開。昭和48年から約50年間、名古屋駅を見守り、多くの方々に愛されてきた「ナナちゃん人形」を日々忙しく働く人の象徴と捉え、ナナちゃんの人生初の「人間ドックデビュー広告」が掲出されています。
今回、プランニングを担当した株式会社東急エージェンシーのクリエイティブディレクター加部 達彦氏に本企画を5月に実施した理由を伺ったところ、「休まず働いてきたナナちゃんへのメッセージ」が自分ごと化できるベストなタイミングとしてGW休み明けの、仕事への意識が強くなるタイミングを意識したようだ。
また、プロモーションのターゲットとして設定されている年代、ユーザーの特性としては、「DAIDO MEDICAL SQUARE は "働く人"を考えた健診施設なので、40 代以上の働き世代、そしてそのパートナーの方がメインのターゲット。
"がん検診に行かない理由"という調査の中で、第一位は"忙しくて時間がない”。にも関わらず、健診施設は平日のデイタイムを中心とした営業になっているという現状があります。DAIDO MEDICAL SQUARE は、平日夜や土日も営業していたり、栄駅直結とアクセスも良く、忙しい人でも行きやすい健診施設であることを、働き世代の方々に広く知っていただきたいと考えた」そうだ。
ちなみに、ナナちゃんを起用したのも、いつも企業の衣装(※広告枠として提供されている)を着替えているナナちゃんが「休みなく働いている」とも取れる媒体だったから。「いつも名古屋駅にいるナナちゃんを"働く人の象徴"として、そんなナナちゃんでも行ける健診施設であること伝えるために、インパクトの強い表現にこだわりました。」といいます。
反響については、ナナちゃんが公開されたタイミングからすぐにXで火がつき、現状で1万件以上のいいね!と、早い段階で投稿した方のリポストが 5,000 件近くと、かなり多くの投稿が見られたとのこと。
「"ナナちゃん史上いちばんのインパクト"といった投稿もいくつか見られ、表現として目指していた"みんなが見たことのないナナちゃん"にたどり着くことができたのではないかと考えています。
これをきっかけに少しでもがん検診について考える人が増えればいいなと思っています。」と語る。
【SNSではそのビジュアルのインパクトもあり、多くの関連投稿が見られた】
約50年間、名古屋駅のシンボルとして様々な衣装を着て働き続けてきたナナちゃんの初のレントゲン写真姿は、つい誰かに話したくなるようなインパクトがありました。
疲れが出やすい今の季節に合った施策になっていて、日頃見過ごしがちな自分の健康を見直すきっかけとなりそうです。