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銚子電鉄と千葉日報社がタッグを組んだ「車両ジャックプラン」提供開始
株式会社千葉日報社と銚子電気鉄道株式会社は、銚子電鉄の1編成(2両)を活用し、車内全ての広告枠を占有する「車両広告ジャック」の提供を開始しました。
本プランでは、ヘッドマークに任意の名前を入れることができるほか、広告期間に合わせて当該車両に愛称「××号」を名前を付けることも可能。また、千葉日報への広告掲載もセットで提供したプラン設計となっており、鉄道路線とのコラボを地元新聞社がプロモーションすることで、関心の高い話題として幅広い人々に発信可能となります。
セットプランは44万円(税込)から。費用を抑えて、話題性を獲得したい企業にとって利益性の高いプランといえるでしょう。
今回のジャックプランについて、千葉日報社デジタルマーケティング局のメディアプロデュース部プロデューサーの田村理氏によると、「車両ジャック」プランの設計は2024年春から検討を開始したと言います。千葉日報社と銚子電鉄とのコラボは、田村氏が2016年ごろから数年間、千葉日報の銚子・海匝支局長として同電鉄と交流を深めたことがきっかけとなり実現。
田村氏によれば「車両ジャックはローカル線だからこそ安価で済ませられる」とした上で、広告の効果については「人々に愛され、関心の高い銚子電鉄様の路線で実施した上で、一定の媒体力のあるニュースメディアを活用して両社でプロモーションをすることで、車両ジャックをしたこと自体がより多くの人に伝わり、相乗効果を得るという意図がある」そうで、企業はもちろん「学校や企業の周年事業など、記念に残る広告としての活用もしてほしい」そうだ。
また、車両ジャックには、千葉日報社が銚子電鉄を応援する意味も含まれていると言います。共に地域を支える思いがあることから、地元住民の方々の足となって存続していけるよう、支援をする目的があります。
車両ジャックのメリットについては、「地方鉄道と地元メディアによるプロモーションで、話題性を高める商品です。地元でのパイプを生かした地域密着型の企画で、地方紙ならではの独自性の高い商品になっていると自負しています。今後も地方紙らしい商品開発をしていきたいと考えている」と田村氏は話す。
現状、まだ車両ジャックの実施予定はまだないものの、相談の問い合わせが発生しているとのこと。どのような企業が実施していくのか、注目が集まります。
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