アドクロ編集部がお届けする2025年3月24日週の渋谷OOHレポート。渋谷で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOH事例は、下記を併せてご確認ください。
Topics①：機動戦士Gundam GQuuuuuuXの広告
渋谷中央改札内Grandeボード
渋谷中央改札内階段シート
機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)の広告です。鮮やかな色味のデザインが特徴的なこの広告は、駅構内階段スペースをジャックする形で展開。水色をベースに、ピンク、黄色、緑などの色彩がスプラッシュ上で散りばめられた背景に、黒色の力強いフォントでタイトルが描かれていました。
広告の下部には春の新番組として4月から放送開始することを告知。どこからみても目に入ってくる、迫力のある展開となっていました。
Topics②：アニメ「謎解きはディナーのあとで」の広告
3階 JR 線改札上壁面
柱シート
アニメ「謎解きはディナーのあとで」の広告です。
春の新番組として4月から放送開始することを告知しており、通勤通学客の多い駅構内という立地で多くの人々の目に触れる展開となっています。駅の高い天井を利用した大型広告と通路の柱に設置された縦長広告で展開し、特にJR線や銀座線を利用する層を中心にリーチしていたように感じました。
Topics③：UNITED ARROWSの広告
UNITED ARROWSのブランド広告です。シックな黒をベースにした洗練されたビジュアルが特徴的です。
広告の左側では、夜の街灯に照らされた駐車場や住宅、赤い自動販売機といった都市の夜景を背景に、ベージュ色のジャケットを着た若い人物が静かに佇んでいます。背景には他の人物も配置され、日常の一瞬を切り取ったような演出となっています。
右側では、暗闇の中で青く光る扇子を持つ人物の表情が印象的に映し出されていました。UNITED ARROWSの世界観を感じられるビジュアルであったように感じた事例でした。
Topics④：メイベリンニューヨークの広告
メイベリンニューヨークの広告です。ベージュを基調とした上品な色調で統一されたビジュアルが印象的です。
同社商品の「クリームパクト」アンバサダーの山田涼介さんを起用したビジュアルが印象的です。上部に連続して配置されたメイベリンのロゴによってブランドの存在感を高めつつ、横長の大型フォーマットを活かして製品の特徴を視覚的に伝えていました。
柔らかな色調と洗練されたデザインが、春の新製品としての清潔感と高級感を演出し、新生活シーズンに向けた新しいメイクアップアイテムとして関心を引く展開となっていました。
Topics⑤：食べログの広告
食べログ20周年記念キャンペーンの広告です。街灯に設置された2種類のバナーで構成されていました。
オレンジ色のバナーには「食べログ 20th ANNIVERSARY」と白い文字で記載され、箸を持つ手のイラスト（ロゴ）が添えられています。一方、白地のバナーには「ごはんいこー！」という橙色のロゴと、手書き風の異なるメッセージが掲載されていました。
各白地バナーには「腹を割って話したい、あいつと」「卒業式ぶりに、連絡してみようかな」など、食事を通じたコミュニケーションを促すような温かみを感じるメッセージが描かれており、人と人とのつながりを大切にする食体験の価値を表現しているように感じました。
渋谷の街を歩く人々に対して、春の卒業・入学シーズンに合わせた「人との食事」を勧める温かいメッセージを発信しながら、食べログの20周年を祝うブランドキャンペーンとして存在感を出していました。
Topics⑥：Smart Salonの広告
株式会社ミルボンが展開する、美容室「Smart Salon（スマートサロン）」の広告です。
駅構内のデジタルサイネージを活用したこの広告では、鮮やかなカラーリングと、個性的なヘアスタイルのモデルを起用したビジュアルが特徴的です。サイネージと壁面広告が連携し、美容サロンでの共感を呼ぶ日常的な不安や葛藤を表現していました。
美容室での商品購入時に感じる心理的プレッシャーや気まずさを、お客さんと美容師視点からのメッセージで描きつつ、「Smart Salon」という解決策を提案。ヘアケアで相談できる存在として、認知UPを狙った展開となっていました。
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今週掲載された応援広告を紹介！
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アドクロ編集部
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