Topics①：エクスペディアの広告
エクスペディアの広告です。複数エリアにわたって掲出された今回のOOHは、夏休みシーズン直前というタイミングを見据えた展開でした。
「私たちは旅をする。童心にかえるために」「マジックアワーに包まれるために」「冬に真夏を味わうために」といったメッセージを軸に、旅の目的や感情を喚起するコピーで構成されているのが特徴です。観光地や宿泊施設の具体的な紹介は控え、「気持ち」にフォーカスしたストーリー性のある訴求が印象的でした。
場所ごとに異なる情景写真が使用されており、熱帯雨林、滝、海辺、水上コテージといった自然の中に身を置く瞬間を強調することで、受け手の中にある理想の旅行像を想起させているように感じます。
連続するサイネージや壁面ジャックなど、新宿駅を利用していると通行者の視界に複数回入り込むよう設計されたメディア選定で、漠然と旅を意識していた層の背中をひと押しする役割を果たしていたといえるのではないでしょうか。
Topics②：prime day（プライムデー）の広告
Amazonの「prime day（プライムデー）」の告知広告です。
駅構内の通路壁面に、青・赤・黄の3色を基調とした大型ポスターを連続的に展開。クリエイティブには、セール期間（7/11〜14）を大きく打ち出し、電子レンジやバッグといった商品を描きつつ、「お得な4日間でワクワク広がる」といったコピーが並び、セールへのワクワクを表現していました。
商品のジャンルを限定せず、各ポスターごとに異なる商品を描くことで、商品バリエーション数を直感的に表現、プライムデーの期待値を膨らませていました。
全体として、訴求内容は最小限に絞り、Amazonのロゴと「prime day」という言葉のみで内容を直感的に伝えている点が印象的な広告事例でした。
Topics③：スマートウォッチ「WATCH FIT 4 Pro」の広告
HUAWEIのスマートウォッチ「WATCH FIT 4 Pro」の広告です。
3色展開の製品ビジュアルとともに、木村拓哉さん起用の大型ビジュアルで展開。スポーツシーンを意識したビジュアルと連動し、機能性とファッション性の両面をアピールする設計となっていました。
腕時計（スマートウォッチ）という比較的サイズの小さい商品にもかかわらず、等身大を超えるスケールで見せることで、使用シーンのリアリティを想起させる効果があると考えられます。6〜7月はボーナスシーズンに重なり、身の回りのデバイスを新調したいという購買モチベーションも高まりやすい時期で、そこに合わせてプロモーション展開と想定されそうです。
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夏クールドラマ放映直前！「大追跡 特別捜査SSBC」の広告
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アドクロ編集部
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