【渋谷】2025年12月8日週 OOHレポート

更新日：2025年12月12日

アドクロ編集部がお届けする2025年12月8日週の渋谷OOHレポート。渋谷で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOH事例は、下記を併せてご確認ください。

Topics①：コヤマドライビングスクールの広告

「コヤマドライビングスクール（Koyama Driving School）」の企業広告です。背景全体を均一で鮮やかな赤一色で塗りつぶし、その中にサンタクロースのイラストと、短いコピーを描くことで、「サンタクロースが何を語っているのか」が遠目で気になるようなデザインです。

コピーは「実は、寒がりなんだ…。」と、サンタクロースで思い描くイメージとは異なった、意外性のある一言。本来ソリで世界中を移動するサンタクロースが「寒がり」であるという設定の矛盾を表現することで、思わず突っ込みたくなるような展開になっていました。

冬に自動車を運転することの快適性・利便性というベネフィットを間接的に伝え、結果として教習所への関心と入校を促すことを目的としたブランドコミュニケーション事例でした。

Topics②：「フェットチーネグミ」の広告

田都渋谷BIG8B

ブルボン（BOURBON）のグミ「フェットチーネグミ」のプロモーション広告です。ブルボンのロゴと製品の持つポップで明るいイメージを、鮮やかな配色と構成で表現していました。

左側では、製品発売「15周年」を記念したプロモーションであることが伺えるビジュアルであり、新しい学校のリーダーズを起用した、躍動感あふれるワンシーンが描かれています。一方右側では、黄色一色を背景とし、製品のパッケージビジュアルと短いキャッチコピーで構成。コピーは「きゅんとかんでフルーティー！」と、独特の食感と果実のような「フルーティー」な味わいを、語感の良い言葉で表現していました。

製品の記念すべき節目を祝う楽しげなムードと、製品自体の魅力である「食感と味」をダイレクトかつキャッチーに伝えることを目的とした広告展開となっていました。

Topics③：Netflix「ラブ上等」の広告

JR渋谷駅集中貼り

Netflixの恋愛リアリティシリーズ「ラブ上等」のプロモーション広告です。

マゼンタピンクを背景に、黒縁のポップなフォントで番組タイトル「ラブ上等」が大きく描かれ、通行人の目を瞬時に引きつける強烈な存在感がありました。番組タイトルに加え、番組の特徴を直接的にキャッチーなフレーズ、例えば「これ本当に恋ですか？」や「睨みすぎじゃない？」といったワードが番組に対する興味関心を促します。