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2024年9月30日週 渋谷OOHレポート
渋谷駅前で展開されたアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」の広告です。
10月3日より放送開始となる同作が渋谷を象徴するハチコ―ボードで広告を展開しました。テキスト情報は最小限ながら、作品を象徴するような「修羅を断ち斬れ」というメッセージに真っ赤な背景、力強いイラストが特徴的なデザインでした。
渋谷駅前で展開されたアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」の広告です。この他、JR渋谷駅の階段沿いにもポスターが掲載されていました。
渋谷駅の大型2面を使って勢力対立を表現しているようで、それぞれデザインが異なっていました。
渋谷駅で展開されたアニメ「チ。―地球の運動について―」の広告です。
今回の広告では、同作の1巻〜7巻までの表紙デザインを模して、坂本真綾氏やKing&Prince高橋海人氏など7人の著名人をイラスト化。作品内のセリフと併せて描かれた内容となっていました。
また、8巻部分にはミラーシートが使われており、自身が映り込む仕掛けに。
著名人を同作の雰囲気に合わせてイラスト化する大胆な企画でした。10月のアニメ化のプロモーションとして実施された広告ですが、注目度の高さがうかがえます。
渋谷駅で展開された「トリリオンゲーム」の広告です。
広告は10月に放映が開始されるアニメと、コミックの宣伝となっています。「渋谷の人に朗報!」という呼びかけから始まり、「1兆ドルあれば、サイバーエージェントを295回買収できる。」とインパクトのあるメッセージが掲載されていました。
まるで想像がつかない数字ですが、広告をよく見ると、1ドル150円で時価総額5078.02億円で計算した旨が書かれていました。
同作は2023年7月にもサイバーエージェント社とコラボした広告を展開し、話題となりました(下記写真)。今後の展開にも注目していきたいところです。
渋谷駅で展開されたCartier(カルティエ)のブランド広告です。
今週の渋谷駅は、10月から放映されるアニメ・ドラマの広告が多数みられましたが、カルティエの広告はその中でも多数の主要枠を抑え、存在感を放っていました。
デジタルサイネージと大型ポスター両方を組み合わせて掲載しており、ブランドが表現する世界観に入り込めるようなデザインになっていました。
渋谷エリアで展開された、森永乳業「MOW(モウ)」シリーズの広告です。
センター街周辺を歩いていると、ところどころに隠れるように河合優実さんの広告が掲載されていました。なんと39箇所に隠れているとのことです。全て見つけて制覇したい!と思わせるユニークな施策でした。
渋谷駅前で展開されたWOWOWの連続ドラマ「ゴールデンカムイ」の広告です。駅前広場の大型媒体をジャックした展開になりました。
「金塊争奪戦、開幕ッ!!」とストーリーが気になってしまうワンフレーズが大きく描かれていたり、原作の世界観を忠実に表現した登場人物のビジュアルが目を引くクリエイティブでした。
渋谷駅工事現場仮囲い広告
今週の渋谷は、アニメ関連の広告が特に目立っていました。多くのアニメ作品が秋クールの放送開始に合わせて広告を展開しており、新シーズン開始時の視聴者獲得競争の激しさを反映しているようにみえます。ハチコーボードや道玄坂ハッピーボードなど、渋谷の象徴的な大型媒体で大々的にPRされていました。
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