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新宿に現れたポテチのレントゲン写真 プリングルズの“透け透け”広告
世界140か国以上で販売されているポテトチップスの代表ブランド「プリングルズ」は、10月7日から、プリングルズの中身のポテトチップスが丸見えな「ポテチのレントゲン広告」を新宿駅構内で掲載する。
「プリングルズ」では、2024年9月2日出荷開始商品より順次、内容量はそのままにパッケージのサイズを15mm短くコンパクトにする商品改定を実施している。
同社調査によると、スナック菓子を購入する際、内容量が「とても影響する」もしくは「まあ影響する」と回答した人は、全体の72.3%を占めた。また、「今まで購入していたスナック菓子のパッケージサイズが小さくなった場合、内容量が減ったと感じる」と回答した人は、全体の74.0%もいることが判明。パッケージサイズが購入意向に大きく影響を与えることが分かった。
パッケージサイズの改定に伴い、「コンパクトになって内容量そのまま」をより多くの人に知ってもらいたいという思いから、新ショート缶の内容量をX線で検証する「PRINGLESCAN(プリングルズスキャン)プロジェクト」を10月7日より開始し、新宿駅で広告を展開した。
日本ケロッグ合同会社スナック本部マーケティングマネージャー加藤綾氏によれば、今回の企画は商品改定のタイミングに合わせて検討を開始。試行錯誤した結果、X線を使って「前代未聞の"透け透けプリングルズ"」というプリングルズらしい好奇心をくすぐるような方法を採用したそうだ。また、同社の調査結果から明らかなように、パッケージサイズが小さくなることで内容量が減ったといった印象を持たれることを予め想定し、「内容量はそのまま以前と同じ」であることをしっかりと伝えるため、今回の企画に至った。
OOHとして展開した意図について、駅の利用者が多く、かつ大型の掲載スペースがある掲載場所として新宿駅を選定。"ポテチのレントゲン写真"というアウトプットをより多くの方に見ていただき、話題化に繋がるようOOHという方法を選択したそうだ。
「今まで見たことがない缶の中身が透け透けになっているクリエイティブ、Mr.P(※プリングルズのキャラクター)によるお茶目な検証風景を楽しんでいただきながら、内容量がそのままであることを知っていただきたい」と加藤氏は語った。
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