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広報・PR活動に欠かせないプレスリリース配信 約8割が抱える悩みとは?
株式会社レイクルーは、中小企業の広報・PR担当者を対象に、中小企業の広報・PR活動の実態や課題などを把握するための「中小企業の広報・PR活動」に関する実態調査を実施した。
調査方法:インターネット調査
対象者:中小企業の広報・PR担当者
有効回答数:273名
調査期間:2024年11月12日~11月14日
掲載元:中小企業の広報・PR担当者の7割がプレスリリースを活用している一方で、そのうち8割以上がプレスリリースに関して悩みがあると回答!株式会社レイクルーが「中小企業の広報・PR活動」に関する実態調査を実施!
モニター提供元:RCリサーチデータ
まず、「あなたは広報・PR活動の一環でプレスリリースを活用していますか。」との質問には、69.6%は「はい」と回答した。プレスリリースを出すことで、様々なメディアに取り上げてもらいやすくなるため、会社での取り組みをアピールすることはもちろん、社名の認知度を上げるためにも、プレスリリースの活用を積極的に行っている企業は多いようだ。
次に「あなたはプレスリリースに関する悩みは何かありますか。」という質問には、81.0%が「はい」と回答した。そもそもプレスリリースにはどんなことを掲載すべきなのか、どんな内容なら興味を持ってもらえるのかなど、プレスリリースと一口に言ってもその内容を考えるということは簡単なことではないようだ。プレスリリース作成が依頼できる会社もあるため、プレスリリースに関する悩みを抱えている場合には一度相談するのも一つの手ではないだろか。
次に「プレスリリースに関する悩みはどのようなものですか。」という質問には、「どのようなメディアにプレスリリースを届ければいいかわからない」が45.5%と圧倒的に多かった。その他にも、「中々メディアに取り上げてもらえない」が44.2%、「正しいプレスリリースの書き方がわからない」が40.9%だった。プレスリリースの書き方や内容への悩み以上に、どのメディアにプレスリリースを載せてもらえばよいかが分からないという悩みが多いことはとても意外だった。プレスリリースを出すことは、SEO対策としてもサイテーションや被リンクの確保につながる。自社サイトでプレスリリースを出すだけでは、他のメディアに取り上げてもらえないというのは、広報・PR担当者のリアルな悩みなのだろう。
最後に「プレスリリースのネタ自体を調査でつくる、調査リリースを実施したことはありますか。」という質問をしたところ、「実施したことがある」との回答は38.3%に留まった。残りの6割以上が実施したことがないと回答したものの、そのうち58.4%は「実施してみたい」と思いつつも実施に至っていないようだ。自社独自で調査を行うことは手間や時間がかかるが、価値のあるコンテンツとなる。プレスリリースでその調査結果を出すことで、それを他社が引用して掲載してくれる可能性も高まるため、SEOにおいても高い効果が期待できる。自社ならではのオリジナルコンテンツとして、調査リリースも積極的に行うと良いのかもしれない。
SEO対策としてはもちろん、自社の認知度向上にも効果が期待できるプレスリリースの配信。しかし、意外とプレスリリース配信について悩みを抱えている人は多いようだった。特にどのメディアに配信すべきなのかがポイントになるだろう。多くの人の目に触れるメディアへ掲載されることで、また他のメディアにも取り上げてもらえる可能性も高まる。もちろん、他メディアに取り上げてもらうには、他社では得ることのできない自社ならではの情報や調査結果をプレスリリースとして掲載することでより多くの人の興味関心を引くことができる。自社の社名を売り出したり、SEO効果が期待できるプレスリリースの配信は比較的手軽に実施できるため、有効活用しておきたい施策の一つだ。
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