アドクロ編集部がお届けする2025年2月10日週の渋谷OOHレポート。渋谷で展開された広告で、押さえておきたい広告事例をピックアップしていきます。過去のOOH事例は、下記を併せてご確認ください。
Topics①：ボンカレーの広告
渋谷駅で展開された、ボンカレーの広告です。
黄色い背景に複数のカレー商品のバリエーションが描かれ、それぞれの商品に対応したキャラクターイラストと共に紹介されていました。ブランドの豊富な商品展開を効果的に表現しています。
各商品には「ごろっと食べごたえ」「贅沢なひと時」といった商品別の特徴メッセージが添えられており、消費者の好みや食の嗜好に合わせた商品選びを促す工夫が見られました。
「2月12日は、ボンカレーの誕生日、レトルトカレーの日」とある通り、記念日に合わせて展開された広告のようでした。
Topics②：槇原敬之さん35周年記念の広告
渋谷駅で展開された、槇原敬之さんの35周年記念アルバムの広告です。
白を基調とした広告には、「どんなときも、どんなときも、歌ってきた。」というメッセージが描かれ、代表曲である「どんなときも。」を引用しながら、35年間のアーティスト活動を表現していました。
油性ペンのマッキーで書いたという、手書き風のデザインやイラストは親しみやすさを演出し、アーティストの等身大の姿を表現。「マッキーでかきました。」という遊び心のある仕掛けは、槇原敬之さんの愛称「マッキー」とペンのマッキーを掛け合わせたネタとなっており、人柄が伝わる温かみのある雰囲気を出していました。
35年という長きにわたるアーティスト活動の重みと、なお衰えることのない創作意欲を効果的に伝えています。
Topics③：増田貴久さん1stソロアルバム「喜怒哀楽」の広告
渋谷駅で展開された、増田貴久さんの1stソロアルバム「喜怒哀楽」の広告です。
白を基調とした背景に、アーティストの印象的なビジュアルと情報をシンプルに配置。メインビジュアルには、眼鏡をかけた増田貴久さんのクローズアップ写真が利用され、指に光る指輪やスタイリッシュな髪型など、アーティストとしての個性が表現されていました。
モノトーンで統一された写真とテキストという構成で、個性を表現しつつも、全体的に大人な雰囲気の印象を与える広告となっていました。
Topics④：「パンどろぼう」シリーズの広告
渋谷駅で展開された、「パンどろぼう」シリーズ創刊5周年を記念した広告です。
深緑色を基調とした背景に、パンをモチーフにしたキャラクターたちのイラストが温かみのある色調で描かれています。メインメッセージ「創刊5周年！」は黄色で大きく表示され、背景の緑と相まって目を引く存在感を出しています。
全体的に、初見でも親しみやすいデザインとなっていました。「これからも応援よろしくお願いします」というメッセージからは、読者への感謝の気持ちと共に、今後の展開への期待感を醸成する意図が感じられます。通行人の視線を自然と捉え、絵本シリーズの世界観を効果的に伝える工夫が施された内容でした。
Topics⑤：ライブ配信アプリの広告
今週の渋谷駅では、14日のバレンタインに合わせてか、ライブ配信アプリを展開する2社のバレンタイン仕様の広告が見られました。
1つ目は、17LIVEの広告です。
赤を基調とした広告には、「I AM PRESENT」というメッセージと共に、赤い衣装を着たライバーの写真が多角的に描かれています。
随所に散りばめられたハートマークや17LIVEのマスコットキャラクターのイラストは、バレンタインシーズンにマッチする温かみのある雰囲気を演出。
「I AM PRESENT」というメッセージは、「バレンタインの贈り物」としての意味と、ライブ配信プラットフォームならではの「今ここにいる」という二重の意味を持たせたと考えられます。
2つ目が、BIGO LIVEの広告です。
チョコレートを模した背景に、赤と白のハート型フレームが配置された広告デザインとなっています。中央には白いニットを着たライバーの写真が大きく配置され、その周りを取り囲むように複数のハート型フレームの中に様々な表情やメッセージが収められています。フレーム内には、ライブ配信に関連したメッセージや、視聴者との交流を想起させる温かみのある言葉が書かれていました。
チョコレート背景とハート型デザインでバレンタインシーズンにマッチした広告となっていました。
Topics⑥：シルバニアファミリーの広告
渋谷駅で展開された、シルバニアファミリー渋谷PARCO店のオープン告知広告です。
おなじみのドールハウスと人気キャラクターたちが描かれ、青空と緑に囲まれた爽やかな雰囲気の中で、渋谷PARCO店のオープン告知が紹介されています。
中央部分には「Welcome to the World of Sylvanian Families」というメッセージと共に、キャラクターの写真が優しい色調のチェック柄の背景と共に並べられ、ブランドの世界観を表現。40周年を祝うビジュアルには、ピンクの城やカラフルな花火をバックに、多くのキャラクターが集結した賑やかなシーンが描かれていました。
パステルカラーを基調とした温かみのある色使いと、細部まで丁寧に作り込まれたキャラクターたちの表情で、通行人の目を引きつけるデザインとなっていました。
Topics⑦：JAPAN DANCERS' CHAMPIONSHIP 2025の広告
渋谷駅で展開された、JAPAN DANCERS' CHAMPIONSHIP 2025の広告です。
黒を基調とした広告には、大学ダンスサークルの日本一を決める大会の出場者たちが印象的なポージングで描かれていました。
各ダンサーの写真は、それぞれのチームや大学名と共に紹介され、個性的なファッションや表情で個性を表現しています。背景には幾何学的なデザインが施され、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出。暗めの背景に浮かび上がるダンサーたちの姿は、若さと情熱を感じさせる力強い印象を与え、大会の熱気を表現していました。
Topics⑧：UVERworldの広告
渋谷で展開された、UVERworldの東京ドーム公演「EPIPHANY」の広告です。
黒を基調とした背景に、アーティスト名とライブタイトル「EPIPHANY」が洗練されたデザインで配置。メンバーの写真は、シックなトーンのコーディネートで統一感のある雰囲気を醸し出していました。
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今週掲載された応援広告を紹介！
今週掲載された応援広告を紹介！
アドクロ編集部
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