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TOP 記事一覧 広告業界レポート 増えるのは“コト”と“チル” 2025年、変わる女性の消費優先度

更新日:2025年03月13日

増えるのは“コト”と“チル” 2025年、変わる女性の消費優先度

  • 広告業界レポート
  • 調査・レポート
フェムケア事業を展開する株式会社オノフは、2024年12月1日から2日にかけて、全国の20歳から69歳の女性2,351名を対象にインターネット調査を実施し、2025年の女性の消費意欲に関する調査結果を発表した。
この調査では、前年と比較して自分のために使えるお金の増減や、消費行動の傾向について分析が行われた。

調査概要

調査方法:インターネット調査
対象者:全国/女性 20歳~69 歳/2025年自分のためにお金を使いたいものがある人
有効回答数:2,351サンプル
調査期間:2024年12月1日~2日
掲載元:使えるお金が減るほど、チル消費の意欲が高まる?

※オトノフ調べ

全年代で「自分のために使えるお金」の減少を予測

「自分のために使えるお金の増減 年代別」の調査では、前年と比較して個人消費に使えるお金が増えると考える人の割合が減少した。全体では「増えると思う」「やや増えると思う」と回答した人が前年の28.7%から今年は19.9%へと、8.8ポイント減少している。一方、「減ると思う」「やや減ると思う」と回答した人は17.3%から20.5%へと増加した。
年代別に見ると、20代が最も楽観的で「増えると思う」が11.4%、「やや増えると思う」が22.1%の合計33.6%となったが、前年の39.0%からは5.4ポイントの減少となっている。最も顕著な変化を示したのは50代と60代で、使えるお金が減少すると予測する人がそれぞれ7.8ポイント、7.7ポイント増加している。この結果から、すべての年代で金銭的な不安が高まっていることが見て取れる。


「チル消費」と「コト消費」が昨年に比べ上昇

「消費行動の傾向」に関する調査では「チル消費」が60.2%から62.7%へと上昇した。また、「コト消費」が56.8%から61.6%へ、「トキ消費」が30.3%から35.7%へと増加した。特に「トキ消費」は5.4ポイントという大きな伸びを示し、体験する瞬間そのものを大切にするという価値観が高まっていることが分かる。
年代別に見ると、20代は「ヒト消費」が29.2%、「エモ消費」が15.4%と、他の年代よりも高い傾向を示している。一方、年齢が上がるにつれて「チル消費」の割合が増加し、60代では66.7%に達している。
「ヒト消費」は近年注目されている「推し活」の広がりにもみられるように、推しのアイドルやキャラクターに関連する消費行動が調査の結果にも反映されているのではないだろうか。また「エモ消費」は20代と40代以降で差が顕著に出ていることから、若年層は人とのつながりや感情的な体験を重視し、年配層はより心の安らぎや快適さを求める傾向があることが推測される。

金銭的な事情が消費行動に与える影響とは

「消費行動の前年比較(自分の為に使えるお金の増減別)」を調査したところ、自分のために使えるお金が「増えると思う」と回答した人は「コト消費」が66.1%(前年比+8.8ポイント)と「トキ消費」が42.2%(前年比+12.2ポイント)と大きく上昇している。 一方、「減ると思う」と回答した人は「チル消費」が65.8%(前年比+5.6ポイント)と「イミ消費」が24.8%(前年比+5.9ポイント)の増加が目立った。特に、「ヒト消費」については、お金が減ると思う層で19.3%と、前年の24.7%から5.4ポイント下落しており、資金の制約がある場合には消費が削減される傾向が見て取れる。
 この結果から、金銭的に余裕がある人はコト・トキなどの体験型の消費を重視し、逆に金銭的的制約を感じる人は心身の安らぎ(チル)や社会的意義(イミ)のある消費へと優先順位をシフトさせていることが分かる。
2025年にはほとんどの年代で自分のために使えるお金が減少すると予測されており、この金銭的見通しの変化が消費行動の優先順位に大きな影響を与えている。余裕のある人は体験や一期一会の機会に投資し、制約を感じる人は心の安らぎや社会的意義を求める消費へとシフトしているとみられる。
今後も続くであろう厳しい経済状況の中で、消費者は「チル消費」をより重視する傾向が続くと考えられる。また、単なる物質的な消費ではなく、制約のある中でも意味のある消費体験から最大限の満足感を得ようとする消費者心理が強まるだろう。企業は今後、このような消費者の新たな価値観に応える商品やサービスの開発が求められることになると考えられる。
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古田ちほ アドクロ編集部

著者古田ちほ アドクロ編集部

語学講師やパソコン教室、ビジュアルプログラミングの講師などを10年以上務める傍ら、資料やオンライン教材の制作を多数経験。2023年に株式会社ビズパに入社し、アドクロ編集部に所属。現在はホワイトペーパーや記事執筆、デザインのディレクションなどコンテンツ制作全般を担当。

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