Topics①：アマゾンプライム感謝祭の広告
新宿駅構内で展開していたアマゾンプライム感謝祭の広告です。来週19日、20日に開催される同イベントの告知で、新宿駅南口エリアをジャックした広告が展開されました。
全体的に鮮やかな色使いが目を引きました。緑と青を背景に使用し、赤い商品を前面に配置することで、強いコントラストを生み出しています。また、日付を大きく表示することで、時事的なイベントであることを強調し、消費者の購買意欲を刺激しているように感じました。
Topics②：NTTデータMSEの広告
新宿駅で展開中の株式会社NTTデータMSEの採用広告です。アルベルト・アインシュタイン氏の有名な舌を出した写真を使用した広告となっており、鮮やかな黄色の背景と相まって存在感があります。
各ポスターに大きく「MSE」と描くことで、社名を覚えてもらう事を意識しているようです。アインシュタイン氏の遊び心のある表情は、知性と創造性を象徴し、革新的で知的なイメージを打ち出そうとしていることを示しているようにも見えました。
Topics③：サムスン「990 PRO with Heatsink」の広告
新宿駅で展開している「ソニック × シャドウ ジェネレーションズ」とサムスン「990 PRO with Heatsink」のコラボ広告です。
広告のデザインは鮮やかな色使いと対照的な雰囲気の組み合わせが目を引きます。2面に渡って展開された同広告では、左側では「Sonic Shadows」のダークでミステリアスな雰囲気のビジュアルが配置され、右側にはおなじみのブルーのソニックキャラクターが明るく描かれています。
ソニックのキャラクターとゲームの要素を組み込むことで、サムスンの製品がゲーミング用途に適していることを表現しているようでした。
Topics④：ユニクロ新宿本店オープンの広告
新宿駅で展開している、ユニクロ新宿本店オープンの告知広告です。
10月25日のオープンに向けて展開された広告では、一貫してブランドアイデンティティが強調されているようでした。ユニクロの象徴的な赤と白のロゴが、全ての広告で目立つように使用されており、ブランドの即時認識を促進。様々な年齢層や体型のモデルを起用することで、ユニクロの衣類が幅広い顧客層をターゲットにしていることを表現しているようでした。
また、「新宿から世界へ、世界から新宿へ」というキャッチフレーズを使用することで、ローカルとグローバルの両方の視点を持つブランドであることを表現しているようでした。新宿は訪日外国人の方も多く、旅行者を少なからず意識しているようにも見えた内容でした。
新宿3丁目駅に向かうメトロプロムナード通路沿いにも複数面で展開されており、新宿エリアを訪れた利用者に向けた大規模な施策となっていました。
Topics⑤：「DREAM FESTIVAL 2024」の広告
新宿駅で展開している、テレビ朝日の65周年を記念する「DREAM FESTIVAL 2024」の広告です。
出演アーティストの多様性が強調されています。ImaseやVaundy、稲葉浩志などのアーティスト写真が掲載されており、幅広い音楽ファンの興味を引くよう設計されています。演奏中の生き生きとした写真を使用することで、広告を通して臨場感を伝えているようです。同番組は、今週末10月19日に放送されるようでした。
Topics⑥：よみうりランド「ジュエルミネーション」の広告
よみうりランド「ジュエルミネーション」というイベントの広告です。新宿駅内のJRと京王線をつなぐ連絡通路内で展開されていました。
広告全体が鮮やかな光と色彩で溢れています。複数枚の夜景写真を中心に使用し、イルミネーションの美しさを直接的に伝えています。
観覧車、ライトトンネル、アトラクション、広場全体の風景など、様々な角度からイベントの魅力を紹介していました。
編集部から一言
今週、特に印象的だったのが「アマゾンプライム感謝祭の広告」と「ユニクロ新宿本店オープンの広告」です。
プライム感謝祭の広告では、鮮やかな色使いと強いコントラストで視覚的インパクトを生み出し、イベントの日付を大きく表示することで時事ネタである点を強調。AmazonのセールはテレビCM等でも大々的に宣伝している印象がありますが、セール自体を交通広告で知る方も多いのではないでしょうか。
ユニクロの広告については、一貫したブランドカラーと多様なモデルの起用により、ブランドの認知度向上と幅広い顧客層へアピールしていました。「新宿から世界へ、世界から新宿へ」というキャッチフレーズで、ローカルとグローバルの両面性を表現し、新宿という立地を活かした戦略的な広告展開となっているようでした。
アドクロ編集部
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