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【新宿】2024年12月9日週 OOHレポート
新宿駅で展開された4℃の広告です。新宿メトロプロムナードの通路沿いをジャックした広告展開となっていました。
広告は、大きく描かれた写真が印象的なビジュアルで展開されています。人物のクローズアップショットが連続的に配置され、その表情や仕草から内面的な感情や変化を表現しています。
同社が展開するジュエリーライン「The Tidal(ザ タイダル)」という名称が大きくクローズアップされた広告で、全体を通してブランドの世界観や哲学が静謐な雰囲気とともに表現されているようでした。
新宿駅で展開された、にしたんクリニックの広告です。
広告には、夜のマレーシアを思わせる都市の夜景をバックに、赤と青を基調とした華やかな映像が展開されています。お笑いトリオ「3時のヒロイン」と、アンミカさんがタンバリンを使った演奏をする内容でありながら、「Yes!高須クリニック」のCMでお馴染みの高須院長が登場する、何とも不思議でユニークな動画となっていました。
視聴者が混乱しないよう「※にしたんクリニックのCMです」という説明書きもある通り、何の広告かわからなくなりそうな情報量でした。
新宿で展開されたIndeedの広告です。LE SSERAFIMを起用した広告が空間をジャックしていました。新宿BBBを活用した、立体的な広告展開となっています。
本広告は、11月26日から放映されているテレビCM「やってみたい仕事」篇と連動した仕掛けであると想定されます。スマートフォンを手にしたLE SSERAFIMメンバーの表情豊かなクローズアップ映像が、コーナー型のスクリーンを活かして展開されていました。
フレームレスのサイネージで迫力のある映像が新宿駅構内で存在感を放っていました。
新宿駅で展開されたGarnerホテルの広告です。
広告の左側では「ひとりひとりの、シブンらしい旅のスタイルのそばに。」というコピーと共に、8枚のイラストが並べられています。イラストは多様な旅行者像を抽象的なアートスタイルで表現しており、それぞれが個性的な特徴を持っているようでした。
「日本初上陸!大阪・本町エリアに2025年1月開業予定」という告知の通り、新規オープン情報の告知をメインとしているようでした。
全体的なデザインは、黄色とミントグリーンのパステルカラーを効果的に使用し、温かみのある雰囲気を演出。イラストと写真を組み合わせることで、ホテルの雰囲気を表現しているようでした。
今週の新宿駅では、多くのホリデーシーズン関連の広告が見られました。その中の一部をご紹介します。
L'OCCITANEの広告。動画ではロクシタンカラーのビジュアルも登場しつつ、ホリデーシーズンを意識したと思われる赤を基調とした華やかなビジュアルで、ブランドの商品が積み重なるように配置され、上部から光が降り注ぐような演出がなされていました。
続いて、PRADAのポップアップストア告知の広告です。
広告は鮮やかな赤を背景に、モデルを大きく配置したシンプルながらもインパクトのあるデザインとなっています。モデルの表情は柔らかな笑顔で、自然な雰囲気を演出。広告の下部には「PRADA」のロゴと共に、ポップアップストアの開催情報が記載されていました。
新宿メトロプロムナードで展開された、GUCCIの広告です。
広告のメインビジュアルは、ホテルのベルボーイカートを思わせる台車の上に、GUCCIのギフトボックスが優雅に積み重ねられた様子を映し出しています。背景には華やかなクリスマスツリーも配置され、ホリデーシーズンの雰囲気を演出。同じモチーフを赤と白の2つの異なるカラーバリエーションで展開することで、視覚的な変化をつけていました。
最後は、Clé de peau BEAUTÉの広告です。3面連続の大型ポスター展開となっています。
広告のメインビジュアルは、美しい百合の花に囲まれた新製品「セラム」の商品ボトルを中心に構成。柔らかな青と白のグラデーションを基調とした背景に、ゴールドのボトルが輝くように配置され、高級感のある演出となっていました。
ラグジュアリーコスメブランドらしい上質で繊細なデザインと、清潔感のある白を基調とした空間が見事に調和しており、製品の持つ高級感や品質を視覚的に表現しているようでした。
新宿駅貼りポスター
新宿で展開されたWix Studioの広告です。
広告は、Webブラウザの404エラーページを模したデザインとなっています。画面上部にはブラウザのメニューバーが配置され、中央には黄色の警告アイコンと共に「404エラー」という文字が大きく表示。
下には「お探しのページは見つかりませんでした。ノーコードでWeb制作を効率化できるWIX STUDIOを使っていたら、結果に困らなかったかもしれません。」というメッセージが記載されていました。
ブラウザ画面のタブ部分は「レスポンス 効かない」「プラグイン 更新エラー」「納期 謝罪 メール」と現場のリアルな雰囲気を疑似体験させる作りに。
Wix Studioの特徴である「ノーコードでのWeb制作」という利点を、エラーページという一般的にはネガティブな場面を使って、製品の価値提案へと転換するアプローチとなっていました。
今週、新宿駅で掲載された応援広告をご紹介します。
※アドクロ編集部が確認した応援広告です。掲載された全ての応援広告ではない可能性がございますので、予めご了承ください。
にじさんじ所属 四季凪アキラさん
左:天獄組所属 キルシュトルテさん
右:にじさんじ所属 四季凪アキラさん
ヰ世界情緒さん
今週注目の広告は、Wix Studioによる広告展開です。404エラー画面という、通常はネガティブな体験を広告素材として活用し、Web制作現場の課題を鮮やかに描き出していました。
特に印象的だったのは、ブラウザのタブ部分に「レスポンス 効かない」「プラグイン 更新エラー」「納期 謝罪 メール」という、制作現場の困りごとを“タブ”を使って端的に表現しながら、同時にWix Studioというノーコードツールの必要性を強く印象付けていた点です。クスッと笑ってしまうコンテンツでありながら、Web制作者の共感を誘い、製品の価値提案へとスムーズに導く構成が見事でした。
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