世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考 著者 / 深井 龍之介
歴史に学ぶ、自分を変えるメタ認知の力
先日、仕事をご一緒した世界的に活躍されている俳優さんが、
「悪い流れを認識したら自分を深く洞察して、深みにはまらないようにする。いる場所や人や、環境を一気に変える。これを20代で習得したからこそ、のちの成功につながった。」という興味深い話をされていました。
これは、ビジネス的に注目を集めている「メタ認知」ができていることだと推察します。
でもこの「メタ認知」ってどうやって高めることができるのか？そんなあなたにぜひおすすめしたいのがこの一冊、「歴史思考」です。
歴史上の人物のほっこりするようなエピソードを通じて、新しいモノの見方や・考え方を得ることができます。
自分が認識していた歴史上の人物を取り巻く新しい情報を知り、自分と重ね、反芻することでメタ的な思考を高めていく。これが定着すれば、今やるべきことも、自分自身の仕事の考え方も、人生の生き抜きかたさえも見つけることができる、と私は思います。
でも、思い切ったシフトチェンジは、しんどいですよね。
仮に、歴史思考が身に付き、同じようなケースの偉人のエピソードを知っていれば、冒頭の俳優さんのような成功が待っているのかもしれないし、思いがけない正解にたどり着けるのかもしれません。
予測不可能な時代だからこそ、絶対を疑って本質と向き合っていく。この本はそれを楽しく身に着けることを、教えてくれるでしょう！
書籍の概要
キリスト、ガンディ、ブッダ、サリバン先生、孔子、チンギスハン……歴史上の偉人たちも実は現代人と同じように苦悩していた。
歴史を知り、長い時間の流れの中で物事を捉えられるようになれば、目の前の悩みは一瞬で消えていきます。超人気ポッドキャスト番組「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」書籍化！
長﨑範子 株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
記事ランキング
