フジテレビの動画配信サービスFODは、新規キャンペーン「#推しドラWINTER! 浸れ、超自分的名作。」のCM放映を12月23日から開始している。特設ページでは『北の国から'87初恋』『ミステリと言う勿れ』などの過去の名作から『Love in The Air-恋の予感-』などの最新作まで、幅広いラインナップを展開している。
【新宿駅で展開された広告 アドクロ編集部撮影】
CMには松村沙友理がナレーターとして起用され、『東京ラブストーリー（1991）』や『北の国から'02遺言』など、雪景色や冬のイベントを印象的に描いた名作ドラマのシーンが厳選されて使用された。放映は2025年1月5日まで、FNS系列27局で展開される。
また、JR新宿駅「新宿ウォール456プレミアム＋」やJR渋谷駅ハチコーボードなど、首都圏の主要駅でもデジタルサイネージ広告として展開される。
【渋谷駅で展開された広告 アドクロ編集部撮影】
株式会社フジテレビジョン プラットフォーム事業部の広瀬裕太郎氏によれば、今回の「#推しドラWINTER!」キャンペーンは、FODの強みである「ドラマ」コンテンツの魅力を訴求するために企画されたという。同社では「推しドラ」というコミュニケーションコンセプトのもと、年3回のキャンペーンを実施しており、今回の年末キャンペーンでは「寒い冬を温かくしてくれるドラマ」をテーマに据えたそうだ。
広瀬氏は今回のキャンペーンについて、「家族（絆）」「恋愛（愛のぬくもり）」「使命（熱く燃える）」という3つの切り口でドラマを選定したと説明する。例えば、渋谷駅での展開では、仕事や遊びで忙しい人々に向けて、年末は家族とともにくつろいでほしいという思いから「家族（絆）」をテーマに選んだという。
展開メディアについては、渋谷駅に加えて新宿駅東西口連絡通路の「新宿ウォール456」でも実施。駅張りポスターなどでも3つのジャンルのドラマを訴求し、多面的なアプローチを展開している。「FODならではの充実したドラマコンテンツを通じて、視聴者の皆様に心温まる冬の時間を過ごしていただきたい」と広瀬氏は語った。
【新宿駅で展開された広告 アドクロ編集部撮影】
このキャンペーンに合わせ、FODプレミアムへの新規入会者向けに、通常月額976円（税込）のところ、初月200円（税込）で利用できる特別価格を提供している。また、12月20日からは新たな会員特典「FODフライデイ」を開始し、TOHOシネマズと連携して毎週金曜日に1,200円で映画を鑑賞できるサービスを導入した。10万本以上の動画コンテンツに加え、200誌以上の雑誌読み放題など、多様なコンテンツを特別価格で楽しめる機会を提供している。
加藤誠也 アドクロ編集部
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