株式会社朝日新聞社は、お笑いコンビの「空気階段」を起用し、ニュースサイト「朝日新聞」の新CMの配信を2025年2月3日より開始した。
1月28日に実施した朝日新聞アプリのリニューアルで読者に届ける世界観を、コントに定評のある「空気階段」の水川かたまりさん、鈴木もぐらさんの二人が表現している。CMでは、かたまりさんが朝日新聞に触れ続けることで様々な新しい視点を獲得していく様子を、もぐらさんとのユーモラスなかけあいとインパクトのある演出で描いた。
キャッチコピーには「触れるたび、わたしの引き出し 増えていく。」を採用し、朝日新聞アプリの利用による新しい視点や気づきの獲得を表現した。
朝日新聞社朝デジ事業センター戦略部次長の川村剛志氏によれば、本企画は朝日新聞アプリの全面リニューアルが1月に予定されていたことから、リニューアル完了後の2月からブランドプロモーションを実施する計画で進められたそうだ。本企画の本格的な検討は前年6月から開始された。
CMクリエイティブについて、従来ニュースは「日々流れていくもの」「即効性のある情報」という側面があることを踏まえ、朝日新聞が提供できる価値を見つめ直した結果が反映されている。最新のニュース配信に加え、他のニュースメディアでは読めない多彩な連載記事や事象を深く掘り下げた記事、様々な視点からの解説記事、専門家が記事にコメントする「コメントプラス」、耳でニュースを聴ける「ポッドキャスト」など、様々なコンテンツを通じて読者に新たな視点を提供し、考えを深めてもらうことに価値があると考えたとのことだ。
朝日新聞アプリに触れ続けることで新たな視点や見方が身に付き、徐々に自身の血肉となって「引き出し」が増えていく様子を、特に新聞を読んでいない若い世代にわかりやすく、親しみやすく伝えるため、若い世代に人気があり、コントにも定評のある「空気階段」の起用が決定したという。
クリエイティブでは、朝日新聞に触れ続ける水川かたまりさんの「分身」が実際にどんどん増えていく様子を通じて「視点が増える」ことを表現し、鈴木もぐらさんとのユーモラスなかけあいとインパクトのある演出で描かれている。
動画CMの配信開始に合わせて特設サイトも公開され、新CMやメイキング映像、朝日新聞の「視点が増える」記事を閲覧することが可能となっている。また2月中旬からは都内主要駅において屋外広告の掲出も予定されている。
加藤誠也 アドクロ編集部
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