日本ハム株式会社は、2月1日に発売した「シャウエッセン® パワ辛」と「シャウエッセン® おいちぃず」の新CM「辛さ」篇・「ちぃ」篇を2月10日から全国で放映開始した。
「シャウエッセン® パワ辛」の新CM「辛さ」篇では、疲れた様子で登場する3人の家族が「ハァ辛（つら）」とつぶやいた後に「パワ辛」を食べると「パワ辛（から）」と叫び、筋肉隆々の姿に変身する。「辛（つら）さに、辛（から）さを。」というコピーとともに、変身した家族が人文字で「パワ辛」を表現する内容となっている。ちょっと辛（つら）いときや疲れたときに、パワフルな旨辛さが特長の「パワ辛」で元気を届けたいという思いを表現している。
「シャウエッセン® おいちぃず」の新CM「ちぃ」篇では、上に向かって何かを欲する人々の視線上に王様が鎮座しているが、さらにその上には「おいちぃず」を食べる子どもがいる。子どもは「おいちぃ～」と叫び、「人は、ちぃに弱い。」というコピーが登場する。商品名「おいちぃず」の「ちぃ」を、「地位」とミスリードして印象的に表現したCMとなっている。
シャウエッセン担当プランナー・コピーライターの春田凪彩氏によれば、今回の企画は新商品発売のオリエンをいただいた昨年から検討を開始したそうだ。シャウエッセンは今年の2月1日で40周年を迎え、新たな歩みの第一歩として、6年前に生まれたシャウエッセン®２種の人気フレーバーのリニューアルが実現した。
CMクリエイティブについて、クリエイティブディレクターの北浦俊氏は次のように説明する。
「パワ辛」はお酒にぴったりな晩酌のお供として、大人のみなさまに楽しんでいただける味わいだ。そこで、大人たちがつい疲れたときに口からこぼれがちな「辛い(つらい)」というセリフを、おいしい「辛い(からい)」で元気にしていく演出を組み立てた。日常的に「辛い」という文字をみる度に、商品の味わいを思い出してもらえるよう、文字も画も音も全方位でパワフルなインパクトを監督に演出いただいている。
一方、「おぃちぃず」はクリーミーなチーズで大人だけでなく子どものみなさまにも楽しんでいただける。商品名が特徴的なので、「ちぃ」という言葉を中心にした企画を考えた。「人はちぃに弱い」というキャッチコピーで、地位と見せかけて、実はチーズに虜な人類を描いた。前半の荘厳な雰囲気とうって変わって、食べた子どもの表情がとってもキュートに演出いただき、美味しそうで、肩の力の抜けたCMになればと北浦氏は語った。
加藤誠也 アドクロ編集部
記事ランキング
